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笹本玲奈、『ノーサイド・ゲーム』で10年ぶりに日曜劇場出演

エンタメ

 女優の笹本玲奈が、7月スタートの大泉洋が主演する池井戸潤原作ドラマ『ノーサイド・ゲーム』(TBS系/毎週日曜21時)に出演することが発表された。『ぼくの妹』以来10年ぶりに、TBS日曜劇場に出演することになった笹本は「デビュー20周年を迎えた節目の年に、10年ぶりに日曜劇場で、しかも池井戸作品に出演させていただくことになり、とてもうれしく思います」とコメントを寄せている。

【写真】大泉洋『ノーサイド・ゲーム』クランクインの様子

 本作は、作家・池井戸潤がラグビーワールドカップ2019日本大会開催に合わせて書き下ろした6月13日刊行の同名小説(ダイヤモンド社)が原作。大企業内での対立と復権をかけたサラリーマンの戦いにラグビーを絡めた作品となる。

 大泉が演じる大手自動車メーカー「トキワ自動車」の中堅サラリーマン・君嶋隼人は、出世レースの先頭に立ち、幹部候補とまで言われていたが、上司が主導する企業買収に異を唱えた結果、本社から府中工場に飛ばされてしまう。やるせない思いで総務部長として赴任する工場に赴いたところ、トキワ自動車ラグビーチーム「アストロズ」のゼネラルマネージャーを兼務するよう命じられる。かつては強豪チームだったアストロズだが、今は成績不振にあえいでいた。知識も経験もないのにチーム再建の重荷を課せられ、出世の道を絶たれた君嶋の再起をかけた戦いが始まる。

 笹本が演じるのは、トキワ自動車府中工場の総務部員・佐倉多英役。新総務部長・君嶋の直属の部下となる多英は仕事のできる女性で、常に君嶋の近くにおり、的確な助言をする。時に反目することもあるが、基本的には君嶋のよきパートナーとなる。

 そんな多英は「アストロズ」のアナリストでもあり、さまざまなデータを分析して練習や試合に役立てている。アナリストとしての能力はずば抜けており、チームからの信頼は絶大。本社勤務一筋で現場の経験がなく、さらにラグビー素人の君嶋にはそんな多英の存在が必要不可欠となる。社内権力を求めて策略を巡らせる男たちが君嶋の行く手に立ち塞がる中、君嶋の唯一の戦力となる存在だ。

 笹本は本作への出演について「舞台やミュージカルでの活動が中心なので、初めて笹本玲奈を知っていただく方がほとんどだと思います」とコメント。続けて「キリリとした印象の中に、とてつもなく熱い思いを持つ多英という役を身近に感じていただけるよう、自然と作品の中で生きていきたいです。そして、君嶋さんとの会話の中で、見ている方が少しだけクスッと笑ってしまうようなほっこりした時間をお届けできたらと思います」と抱負を語っている。

 日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』は、TBS系にて7月より毎週日曜21時放送。

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