今夜の『リーガル・ハート』 徳重聡が“乗っ取り屋”に

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俳優の反町隆史が主演を務めるドラマ『リーガル・ハート~いのちの再建弁護士~』(テレビ東京系/毎週月曜22時)第3話が今夜、5日に放送される。第3話では、俳優の徳重聡が企てた老舗呉服店の乗っ取りを阻止するため、反町扮する弁護士・村越が奔走する。渦中の呉服店の長女として、女優の堀内敬子もゲスト出演する。
【写真】反町隆史、会社と3億円を守るべく今夜も奔走 ドラマ『リーガル・ハート』第3話より
本作は、中小企業の会社再建に心血を注ぐ弁護士・村越誠一の奮闘を描く。原作は、現役弁護士・村松謙一氏の『いのちの再建弁護士 会社と家族を生き返らせる』(角川文庫/KADOKAWA刊)。松村氏の奮闘は、『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK)でも取り上げられ大きな反響を呼んだ。
ある日、村越(反町)のもとに、鎌倉の老舗『呉服屋なみの』社長・波野公介(須田邦裕)がやってくる。急死してしまった兄・裕介(岩本淳)に代わり社長に就任したが、いまや経営は崖っぷち状態で資金繰りに窮しているという。加えて、同社の役員であり株主でもある男が巧妙なやり口で会社の利益を吸い尽くす“乗っ取り屋”ではないかという疑惑も浮上し、村越の元に駆け込んできたのだ。
ややこしそうな案件に嫌悪感を抱く経理の永井茜(小池栄子)の思いに反し、村越は「乗っ取り屋なんかに負けちゃ男が廃る!」と、請け負う決意をする。
早速、村越らが『なみの』を訪ねると、そこには疑惑の乗っ取り屋・宅磨譲司(徳重)の姿があった。公介の姉・愛子(堀内)と結婚の約束までしているという宅磨は、裕介が遺した保険金3億円をも奪おうとしていることがわかり、公介は悔しさを滲ませる。
宅磨について調べ上げた米倉正臣(橋爪)は、今回の出来事が、広告会社、大口取引先も含めすべて宅磨による組織的な仕業だと推測。しかもその裏には反社会的勢力がいると思われ、急がないと打つ手がなくなるという。
そんな中、村越が出した結論は、再建ではなく、宅磨も含め一旦綺麗に清算するための“破産”。公介は納得するが、手続きを進めるためには、取締役会での過半数の賛成など綿密な準備が必要だ。役員である宅磨、そして愛子にも気づかれずに遂行するべく、破産申し立て日=Xデーに向けた極秘の準備が始まった。
ドラマBiz『リーガル・ハート~いのちの再建弁護士~』第3話は、テレビ東京系にて今夜8月5日22時放送。