『天気の子』がアニー賞4部門ノミネート 『若おかみは小学生!』『プロメア』も候補に

“アニメのアカデミー賞”と称されるアニー賞のノミネート作品が現地時間2日に発表され、日本からは新海誠監督の『天気の子』、高坂希太郎監督の『若おかみは小学生!』、今石洋之監督の『プロメア』が長編インディペンデント作品賞にノミネートされた。
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新海監督の『天気の子』は、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を「選択」する物語を描く。長編インディペンデント作品賞の他、長編作品特殊効果賞、長編作品監督賞、長編作品脚本賞の4部門でノミネートされている。
長編インディペンデント作品賞では、細田守監督の『未来のミライ』が前回、受賞の栄に浴しており、日本作品が再び選出されれば2年連続の受賞となる。
アニー賞の目玉である長編作品賞にノミネートされたのは、『アナと雪の女王2』、『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』、『クロース』、『Missing Link(原題)』、『トイ・ストーリー4』の5作品。世界中で大旋風を巻き起こしたディズニーアニメの続編『アナと雪の女王2』と、ビッグフットを主人公にしたスタジオライカの『Missing Link(原題)』は、共に長編作品監督賞や長編作品キャラクター・アニメーション賞などを含む最多8ノミネートを獲得している。
またネットフリックス・オリジナルシリーズの『リラックマとカオルさん』と『ULTRAMAN』が、テレビ/メディア作品監督賞にノミネートされている。
第47回アニー賞授賞式は2020年1月25日(現地時間)、米ロサンゼルスのUCLAロイスホールで開催される予定。