モー娘。秋ツアー千秋楽 リーダー譜久村「来年も見たことない景色を」スマホ撮影解禁でトレンド1位
そして後半、譜久村の「(2曲とも)メロディは同じながら、歌詞やダンスがまったく違うというのは初めての試みでした」という説明で始まったのは、この日初披露となった来年1月発売の最新シングルの収録曲である「LOVEペディア」と「人間関係No way way」。立て続けに「One・Two・Three(updated)」「I Surrender 愛されど愛」を歌い上げ、佐藤の「ラストナンバー!」という雄叫びを皮切りに力を増した「What is LOVE?」をもって本編を締めくくった。
やがて、しばらく続いた客席からのアンコールを受けて、ふたたびメインステージへ戻ってきたメンバーたちは曲中のハーモニーが目立つライブでの新曲「Hey! Unfair Baby」を披露し、この日の感想を述べた。
ツアーの経験での経験を振り返りつつ「14人で今日のステージへ立てたのがうれしかったです」と話した岡村は「ファンのみなさんが助けてくださって」という一言と共に声をつまらせ、「モーニング娘。の一員になれてすごく幸せ」と涙ながらに吐露。その仕草に目をわずかにうるませた小田は「ネットで動画なども観られる時代ながら、会場へ足を運んでくださるというのはおそらく最終目的地ですよね」とファンへの感謝を独自の視点から伝え、加賀は「先輩の立場になって、ツアーへの取り組みが変わりました」とみずからの成長に思いを巡らせていた。
その後、「青春Night」や「ブラボー!」を経てこの日の公演は終了。のべ29曲を歌い上げたメンバーたちはみな、ファンたちで埋め尽くされた会場を見上げながらステージを跡にした。
なお、この日の公演は前日のJuice=Juice公演同様、スマートフォンでの撮影を試験的に解禁。SNSには観客によって投稿されたライブ画像が投稿され、「#morningmusume19」がトレンド1位を果たした。
12月31日にはハロプロカウントダウンコンサートを中野サンプラザで開催。来年はモーニング娘。'20となり、1月2日からは、毎年恒例のハロプロ冬公演で全国7都市を巡る。1月22日には68枚目のトリプルA面シングル「KOKORO & KARADA/LOVEペディア/人間関係 No way way」を発売する。
『モーニング娘。'19 コンサートツアー秋 〜KOKORO&KARADA〜FINAL』セットリスト
1.KOKORO&KARADA
2.人生 Blues
3.負ける気しない 今夜の勝負
4.青春 Say A-HA
5.わがまま 気のまま 愛のジョーク
6.ジェラシー ジェラシー
7.シャボン玉
8.自由な国だから
9.ロマンスに目覚める妄想女子の歌
10.抱いて HOLD ON ME!(譜久村、生田、石田、佐藤、小田)
11.私の時代!(野中、牧野、羽賀)
12.Rock の定義(加賀、横山、森戸)
13.好きな先輩(北川、岡村、山崎)
14.雨の降らない星では愛せないだろう?
15.ザ☆ピ~ス!
16.HOW DO YOU LIKE JAPAN? ~日本はどんな感じでっか?~
17.ブレインストーミング
18.女が目立って なぜイケナイ
19.Tokyo という片隅
20.直感 2 ~逃した魚は大きいぞ!~
21.ドッカ~ン カプリッチオ
22.LOVE ペディア
23.人間関係 No way way
24.One・Two・Three(updated)
25.surrender 愛されど愛
26.What is LOVE?
~アンコール~
27.Hey! Unfair Baby
28.青春 Night
29.ブラボー!