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妻夫木聡、40歳を前に『Red』で見せた覚悟 挑戦を続ける“役者・妻夫木聡”の魅力とは

映画

映画『Red』場面写真
映画『Red』場面写真(C)2020『Red』製作委員会

 女優の夏帆が主演を務め、俳優の妻夫木聡が共演する映画『Red』が、2月21日より全国公開される。本作で注目されるのが、10年ぶりにかつての恋人に会いにいく、ある秘密を抱えた男・鞍田を演じる妻夫木だ。主演の夏帆とは初共演ながら大胆なラブシーンを演じるなど、40歳を目前にした妻夫木が新たな挑戦を見せている。

【写真】新たな魅力を醸し出す『Red』の妻夫木聡

 妻夫木といえば、20代の頃に初主演作として出演した映画『ウォーターボーイズ』(01/矢口史靖監督)を鮮明に記憶している人も多いだろう。シンクロナイズドスイミングに挑戦する男子高校生をみずみずしく演じ、「男子学生のシンクロ」という一見マニアックな題材を、一般的な認知にまで広めて本作は大ヒット。自身も同作にて第25回日本アカデミー賞新人俳優賞と優秀主演男優賞のダブル受賞を果たし、一躍若手俳優陣のトップランナーとなった。

 その後、池脇千鶴とともにダブル主演を務めた『ジョゼと虎と魚たち』(03/犬童一心監督)は、足に障害のある女の子ジョゼと、性欲と食欲に忠実な一般的な男子大学生のありふれた日常の恋愛模様を描き、青春恋愛映画の金字塔として今もなお愛され続けている。

 20代で数多くの青春映画・ドラマに出演し、好青年のイメージが強かった妻夫木だが、30代に入ると、自身でも役者人生の大きなターニングポイントとなったと語る『悪人』(10/李相日監督)で、追われる殺人犯という役を通して人間の光と影を演じ切り、第34回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。続く『怒り』(16/李相日監督)では、愛する人を心から信じることができず苦悩するゲイ・セクシュアルの青年を演じ、リアリティーを追求した生々しくも繊細な芝居で人々を魅了。日本映画界を代表する実力派俳優としての地位を確立した。

 その活躍は国境を越え、オール台湾ロケを敢行した日台合作映画『パラダイス・ネクスト』(19/半野喜弘監督)では企画段階から構想に携わり、主演を務めたほか、中国でメガヒットを記録した「唐人街探案(原題)」(日本語訳「僕はチャイナタウンの名探偵」)シリーズにも2作連続で出演するなど、役者としての活躍の場は、日本にとどまることなく勢いを増している。

 20代、30代と歳を重ねるごとに、常に役者として新たな顔を見せてきた妻夫木が、40歳となる節目の年に選んだ最初の映画『Red』。ますます魅力を増し続ける役者・妻夫木聡の芝居への探究心と新たなる挑戦が感じられる作品となっている。

 映画『Red』は2月21日より全国公開。

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