『ザ・クラウン』残り2シーズン、ダイアナ妃役にエリザベス・デビッキ

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在位中の英国君主を描き、数々の賞を受賞したNetflixのドラマ『ザ・クラウン』。ファイナルとなるシーズン5と6で、『ナイト・マネジャー』『コードネーム U.N.C.L.E.』などに出演する女優エリザベス・デビッキが、ダイアナ妃を演じることが明らかになった。
【写真】ダイアナ妃役に決まったエリザベス・デビッキの声明
エリザベスは、Netflixがツイッターで公表した声明にて、「ダイアナ妃の魂と、彼女の言葉や行動は、多くの人の心の中に生き続けています。この優れたシリーズに参加することは、わたしにとって誠に光栄であり、名誉です。本作にはファーストエピソードから完全に虜になっていました」とコメントしている。
エリザベスはフランス・パリ生まれ、オーストラリア育ちの29歳。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』や『華麗なるギャツビー』、クリストファー・ノーラン監督の最新作『TENET テネット』にも出演している。英王室を描く本作で、イギリス以外の出身者が出演するのは、チャーチルを演じたジョン・リスゴーなどごく少数。
本シリーズは、1940年代後半から1950年代前半を舞台にスタートし、シーズン1と2ではクレア・フォイ演じるエリザベス女王と、マット・スミス演じるフィリップ殿下の結婚生活や、女王としての初期の頃が描かれた。
昨年公開されたシーズン3では、エリザベス女王をオリヴィア・コールマンが、フィリップ殿下をトビアス・メンジーズが引き継ぎ、1960年代から1970年代が描かれた。次のシーズン4では、1961年生まれのダイアナ妃が初めて登場し、エマ・コリンが演じる予定。
今回の発表に先駆け、シーズン5と6のフィリップ殿下を、『2人のローマ教皇』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたジョナサン・プライスが演じることが明らかになっていた。
この他、シーズン5と6では、エリザベス女王を『ハリー・ポッター』シリーズのイメルダ・スタウントンが、これまでヴァネッサ・カービーとヘレナ・ボナム=カーターが演じた女王の妹マーガレット王女を、レスリー・マンヴィルが演じることが発表されている。
ダイアナ妃に関しては、今年6月、新作映画『Spencer(原題)』で映画『トワイライト』シリーズの女優クリステン・スチュワートが演じることが発表され、注目を集めていた。