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『TENET テネット』極限まで“本物”にこだわりぬいた衝撃のメイキング映像解禁

映画

映画『TENET テネット』メイキング映像公開
映画『TENET テネット』メイキング映像公開(C)2020 Warner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved

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ジョン・デヴィッド・ワシントン

ロバート・パティンソン

エリザベス・デビッキ

ケネス・ブラナー

 クリストファー・ノーラン監督の最新作『TENET テネット』より、監督が極限まで“本物”にこだわり抜いたことをキャストやスタッフが明かすメイキング映像が解禁された。

【写真】建物爆破&謎のマスク『TENET テネット』フォトギャラリー

 本作は、人類滅亡を救う唯一のキーワード≪TENET(テネット)≫の謎をひもとく任務を与えられた名もなき男(ジョン・デヴィッド・ワシントン)が、時間のルールから脱出し、第三次世界大戦を越える危機に立ち向かっていく様を描くタイムサスペンス。

 解禁された10分間の映像では、主人公の名もなき男を演じたワシントンをはじめ、ロバート・パティンソン、エリザベス・デビッキやケネス・ブラナーといったキャスト、製作のエマ・トーマス、撮影監督のホイテ・ヴァン・ホイテマといったスタッフたちが撮影現場をメイキング映像と共に振り返る。

 本作では時間が“逆行”する誰も見たことのない世界を描き出したノーラン監督だが、「まるでドキュメンタリーの撮影のようだった」とワシントンが語るように、どこまでも“本物(リアル)”での撮影にこだわったことが明かされる。

 世界全体の危機を描くために必要だった7ヵ国にもわたる壮大なロケ、本物の巨大な飛行機を建物に激突させる前代未聞のシーンにとどまらず、時間逆行のアクションシーンもワシントン自ら“逆行”の動きを習得し、演じている。「今までに見たことのない動きだ。僕らは何度もリハを繰り返した」とワシントンは語っており、元アメリカン・フットボールのプロ選手だった彼の身体能力でも苦戦したことを明かしている。しかし、どんな難題でも常にキャストやスタッフが応えるのは、「どの作品でも自分に挑戦したい。新しいものを観客に提供したいんだ」と語るノーラン監督の情熱を目の当たりにしているからだ。

 海外メディアの報道によると、本作のVFXショット数は300未満で、ノーラン監督自身も「だいたいのラブコメ映画よりも少ない」とコメントするほど。過去のノーラン作品と比較すると、『ダンケルク』(2017)が約430、『ダークナイト ライジング』(2012)が約450、『インセプション』(2010)が約500、『バットマン ビギンズ』(2005)が約620とされており、エンドロールの短さは驚きだ。なお『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)は2000ショット以上とされている。

 映画『TENET テネット』は全国公開中。

すべて“本物”!映画『TENET テネット』特別映像(撮影舞台裏編)

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