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「とんだ駄作だな」若き劇作家が大スランプに陥る 『シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!』冒頭映像

映画

映画『シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!』メインカット
映画『シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!』メインカット(C)LEGENDE FILMS ‐ EZRA ‐ GAUMONT - FRANCE 2 CINEMA ‐ EZRA ‐ NEXUS FACTORY ‐ UMEDIA, ROSEMONDE FILMS ‐ C2M PRODUCTIONS

 100年以上も世界中で愛され続ける戯曲の誕生秘話を描く映画『シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!』より、無名の劇作家だった主人公エドモン・ロスタンが大スランプに陥っていく様子を映し出す冒頭映像が解禁された。

【写真】若き劇作家が大スランプのピンチ! 『シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!』場面写真

 アレクシス・ミシャリクが監督・原案・脚本を務める本作は、19世紀のパリを舞台に、ベル・エポック時代を象徴する名高い戯曲のひとつとして今も愛され続けるフランスの代表的戯曲『シラノ・ド・ベルジュラック』の誕生秘話をコミカルに描く。

 解禁された本作の冒頭映像は、新たな芸術や科学技術が花開き、美しい時代<ベル・エポック>と呼ばれた19世紀末の美しいパリの劇場で、その時代を象徴する大女優サラ・ベルナールが若き無名詩人の詩劇の初上演を迎えるシーンから始まる。

 世紀の大女優の主演作とあって、劇場は満員。そんな中にあって、そわそわして周りをキョロキョロ伺う男が1人、それが本作の主人公エドモン・ロスタンだ。豪華な衣装や舞台セットで彼が書いた『遥かなる姫君』が幕を開ける。サラ・ベルナールが「わが広大なる庭園を~」とせりふを言い始める。

 その瞬間、当時喜劇がはやっていた中でこの作品が詩劇だと分かった観客たちの中には首を振る者もいたり、批評家らしい男たちに至っては始まるやいなや席を立って出て行ってしまう。妻は「いい感じね」と言ってくれるが、エドモンもすぐに彼らの後を追い、出ていく男たちの「冗長で耐えられん。しかも詩劇だ、時代遅れだ」という言葉を耳にしてしまう。

 無事拍手で終幕を迎えるも、自分の才能を信じてくれる妻でさえどこを褒めていいか分からず、劇場の支配人には「とんだ駄作だな、1週間で打ち切る」と激怒される。さらに「わしは喜劇を書けといったろ」と捨てぜりふを吐かれる始末。

 無名でありながらサラ・ベルナール主演作を任される才能を持つエドモンだったが、どん底に落ち、これを機に大スランプに陥ってしまう冒頭映像。しかし、映画はここから、彼が強烈な個性を持ったクセモノたちと大騒動を繰り広げながら、100年以上愛され続ける不朽の名作『シラノ・ド・ベルジュラック』という大傑作を生み出す一発逆転の奇跡を起こすまでを、ユーモアたっぷりに描き出す。

 映画『シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!』は11月13日より全国公開。

映画『シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!』冒頭映像

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