鈴木亮平、4月スタート『レンアイ漫画家』で民放連ドラ単独初主演 王道ラブコメで新境地
ドラマ
俳優の鈴木亮平が、4月スタートの木曜劇場『レンアイ漫画家』（フジテレビ系／毎週木曜22時）で民放連ドラ単独初主演を務めることが発表された。鈴木は初めての漫画家役となり、王道ラブコメという新境地に挑む。
【写真】『レンアイ漫画家』で民放連ドラ単独初主演を務める鈴木亮平
山崎紗也夏による同名コミック（講談社モーニングKC刊）を原作とする本作は、漫画一筋で恋愛下手なレンアイ漫画家と“ダメ男ホイホイ”と呼ばれる崖っぷちアラサー女子、そんな恋に不器用な二人の、笑えて、ほろっとくるハートフルラブコメディー。脚本を務めるのは、『花咲舞が黙ってない』シリーズ（日本テレビ系）や、鈴木も出演していた『東京タラレバ娘』（日本テレビ系）などを手がけた松田裕子。演出は『リーガルハイ』シリーズや、映画『ミックス。』など数々の話題作を手がけている石川淳一が務める。
鈴木が演じる主人公・刈部清一郎は、人付き合いが苦手の変わり者で、外に出ることもほとんどなく、常人には理解できない思考回路を持つ天才漫画家。アシスタントもつけず一人きりで、少女漫画の金字塔と呼ばれる大ヒット漫画の連載を続けている。顔出しは一切せず、女性名のペンネームで正体を隠し、そのプライベートは謎に包まれていた。そんなある日、弟の忘れ形見を引き取る羽目になり、孤高の生活が乱れていくことに…。
一方、夢無し、彼無し、仕事なしのアラサー女子・久遠あいこは、初恋の人の葬儀で、その兄の清一郎と衝撃の出会いを果たす。「俺のためにレンアイしろ！」清一郎が出したとんでもない仕事の依頼。それは、漫画のネタのために疑似恋愛のミッションをする、というものだった。清一郎のむちゃぶりのもと、疑似恋愛相手と淡い恋に発展したり、発展しなかったりの悲喜劇を繰り返すあいこ。清一郎と喧々諤々の丁々発止を繰り広げていくが…。
鈴木が地上波民放連続ドラマの主演を単独で務めるのは今作が初。同時に、木曜劇場も初出演となる。また、鈴木がフジテレビ系ドラマに出演するのは、『全開ガール』（2011年7月期）以来、約10年ぶりだ。著作『行った気になる世界遺産』で自ら挿絵を描き下ろすほど、巧みな絵の腕前を持つ鈴木だが、撮影に先立って、漫画監修のプロのもと特訓を積み、プロ顔負けのペン運びや所作を習得。演技巧者・鈴木の天才漫画家っぷりも見どころのひとつとなる。
鈴木は「今作のようなキラキラした王道恋愛ドラマは自分には縁遠いのかなと思っていたので、新しい挑戦になると思いました。とはいえ、かなりアクの強いキャラクターではありますが」と笑う。自身が演じる清一郎役については「現代版の“美女と野獣”のようです。家に引きこもっていた恋愛下手の野獣が、あいこという芯のブレない女の子と出会うことで心の奥に閉まっていた優しさ、恋する感情を思い出し、人間として成長していく……。清一郎は偏屈な天才で、口が悪いけれどとてもピュア。自分に恋愛など起こるはずがないと思っていて、だからこそ作品に恋愛を描いてきた人です。そんなある種“こじらせた男”がキュンに目覚めていく様は、皆様に“恋愛っていいな”と思っていただけると思います」と解説。
さらに「こんな王道恋愛ドラマに“自分で良いのだろうか”という気恥ずかしさがありますが、世界中が元気のない時期だからこそ、皆様に毎週楽しみにしていただけるように、全力ですてきなラブコメをお届けいたします」とアピールしている。
木曜劇場『レンアイ漫画家』は、フジテレビ系にて4月より毎週木曜22時放送。
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