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『極主夫道』は“ながら見”アニメ “動かない”演出に見るスタッフ・キャストの本気

アニメ

アニメ『極主夫道』場面写真
アニメ『極主夫道』場面写真(C)おおのこうすけ/新潮社

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津田健次郎

伊藤静

興津和幸

今千秋

 累計260万部を突破したおおのこうすけの漫画『極主夫道』が、実写ドラマに続きアニメとなって4月8日から配信される。あえて画を動かさない斬新な手法をとる本作の楽しみ方を、スタッフ・キャスト、そして作品の魅力とともに紹介しよう。

【動画】漫画風の演出に注目 アニメ『極主夫道』予告編

 本作は、かつて裏社会で数々の伝説を残した元極道の龍が、専業主夫に転身したアットホームな日常を描く物語。監督を『のだめカンタービレ』や「劇場版 美少女戦士セーラームーン Eternal」などを手掛けた今千秋が務める。

■極道と主夫のギャップ コワモテなのにかわいい主人公

 主人公・龍は、かつて“不死身の龍”と恐れられ、いくつもの組を潰した伝説の極道だった。しかし極道から足を洗い、結婚。現在は専業主夫の道を極めるため、掃除、洗濯、買い物と、コワモテな見た目とは裏腹に毎日の家事を一生懸命こなしている。

 忙しく働く妻・美久のお弁当は龍が毎朝、愛情を込めて手作り。SNSにアップする写真の評判も上々だ。近所の子供のお世話や町内の行事にも参加するなどご近所付き合いもうまく、町内の主婦からは厚い信頼を寄せられている。

 何事にも真剣に取り組む龍の見た目と言動はギャップが大きく、洗濯では「白いもんと色柄もんのシマ分けんかい!」、掃除では「もっとカドんとこカチこまんかい!」など、元極道が主夫業に従事する姿はコワモテなのにどこかコミカルで、見ていてほほえましい。美久や元舎弟の雅も巻き込んだドタバタの日常を、アニメでもクスっと笑えるユーモアたっぷりに描く。

■原作を愛するスタッフ・キャストが本気のギャグコメディーに挑戦

 『極主夫道』のアニメーションは、あえて“動かない”演出を凝らしている。昨今のアニメ時勢に逆行するかのように、漫画のコマ割りのような絵にバランスよく効果音を入れた独特の演出で、あっという間に見終わってしまう。原作に忠実なアニメ化を得意とする今千秋監督と原作を愛するスタッフによって、“ながら見”もできる新感覚アニメに仕上がった。

 龍役には原作コミックのCM、そして実写版PVでも龍を演じた津田健次郎。ドスの効いた低音ボイスと確かな演技力で、お茶目でちょっぴり怖い龍を見事に演じている。龍のコワモテにも動じないマイペースな妻・美久を演じるのは伊藤静、仁侠の世界から去ってもなお龍を慕う舎弟の雅を興津和幸が熱演。その他にも日本を代表する豪華な声優たちが、あっと驚くキャスティングで登場する。

 主題歌は、“生活密着型ラウドロック”を掲げる打首獄門同好会が本作のために新曲を書き下ろした。アニメーション制作は、『とある魔術の禁書目録』など“とある”シリーズや『斉木楠雄のΨ難』など話題作を手掛けるJ.C.STAFF。原作の空気を生かすアニメーションは必見だ。

 アニメ『極主夫道』は、Netflixにて4月8日より全世界独占配信。

Netflixオリジナルアニメシリーズ『極主夫道』予告編

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