『名探偵コナン』100巻プロジェクト始動 『犯人の犯沢さん』『ゼロの日常』アニメ化決定

青山剛昌の漫画『名探偵コナン』100巻が、2021年10月18日頃に発売される。併せて100巻プロジェクトが発表され、公式スピンオフ作品『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』『名探偵コナン ゼロの日常(ティータイム)』のアニメ化が決定。特報映像とティザービジュアルが公開された。
【動画】アニメ『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』『名探偵コナン ゼロの日常(ティータイム)』特報PV
『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』『名探偵コナン ゼロの日常』は『名探偵コナン』公式スピンオフ作品。すでに発表されている『名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story』と併せて、スピンオフ3作品のすべてがアニメ化されることになる。
『犯人の犯沢さん』は、2017年より「少年サンデーS」(小学館)にて連載中の青山剛昌(原案)、かんばまゆこ(作画)による『名探偵コナン』スピンオフ作品。本家ではおなじみの“黒タイツ”のような“犯人”を主人公に、世界トップレベルの事件が発生する犯罪都市・米花町に降り立った漆黒の人物“犯人の犯沢さん(仮名)”の日常・クリミナル・ギャグを描く。累計発行部数は6巻の発売(10月18日予定)で200万部を突破する。
『ゼロの日常』は青山剛昌監修、新井隆広が描くスピンオフ作品で、2018年「週刊少年サンデー」(小学館)24号より不定期連載中。公安・探偵・黒ずくめの組織と、3つの顔(トリプルフェイス)を持つ安室透の誰も知らない日常が描かれる。累計発行部数は5巻の発売(10月18日予定)で270万部を突破する。
『名探偵コナン』原作者の青山は、「まさかアニメ化になるとは…(笑)。『ゼロの日常』は安室のほんの一時の休息を、『犯人の犯沢さん』はあの全身黒タイツの日常(笑)を楽しんでくれちゃってください!」とコメントしている。
今回、アニメ化が決定した2作品連動の特報映像とティザービジュアルがそれぞれ解禁。『犯人の犯沢さん』のティザービジュアルには、米花駅の改札前に仁王立ちする犯沢さんの後ろ姿が描かれており、その背中は“ある野望”で自信に満ちあふれているようにも見える。一方、『ゼロの日常』に描かれているのは、愛車RX‐7の前で、そびえ立つ警視庁・警察庁のビルを静かに見上げるように立つスーツ姿の安室透の後ろ姿。どちらも建物をバックに背中を見せる、シンメトリーなビジュアルに仕上がっている。
漫画『名探偵コナン』コミックス100巻は、小学館より10月18日頃発売。