西島秀俊&内野聖陽、オンラインランチ会開催 お互いの好きなところを告白
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俳優の西島秀俊と内野聖陽が31日、「『何食べ』オンラインランチ会~いまから何食べる?~」に参加し、劇中さながらの相思相愛ぶりをアピールした。ランチ会にはフードスタイリストの山崎慎也も出席した。
【写真】西島秀俊&内野聖陽と「いただきます」 オンラインランチ会の様子
『劇場版 きのう何食べた?』は、累計815万部(電子版も含む)を超えるよしながふみの大人気コミックを、2019年4月クールで実写ドラマ化した作品の劇場版。一つ屋根の下に住む、雇われ弁護士のシロさん(西島)と、美容師のケンジ(内野)が、京都旅行の道すがら起きた衝撃的な出来事に端を発し、お互いを改めて見つめ直す過程が描かれる。
初のファンとの交流会となったこの日のオンラインイベントは、劇中で西島と内野があまりのおいしさのため虜になってしまったという「キャラメルりんごのトースト」を実食しながら、撮影エピソードや視聴者からの質問に答えようという企画。2人の第一印象と、共演しての変化を聞かれた西島は「内野さんって武士みたいで怖い人かと思っていたら、とても優しいし、ふざけても大丈夫な人でした」と回答する。
すると内野は「結構頑固で厳しい人って言われるんですよね」と苦笑いを浮かべると、西島に対して「僕も西島さんはハードで怖い人のイメージがあったんですが、とても優しく寛容。大らかでほっこりする人でした」と西島を見つめる。
またお互いの好きなところを聞かれると、内野は「やっぱり優しさですね。僕がボケかましたり、(演技で暴走して)危険な落とし穴に堕ちても、引っ張り上げてくれる安心感があります」と絶大なる信頼を寄せていることを明かすと、西島も「内野さんは魂の人。本人を前にしてあまり褒めるのは嫌なのですが、人生を丸ごとシーンにかけられる人。朝ドラ(『おかえりモネ』)で内野さんと共演した子たちに『暴走していない?』って聞いたら、みんな『感動しました』と言っていました」と頼れる俳優であることを強調していた。
なんとも言えない自然なシロさんとケンジのやり取りが人気の本作。西島は「ドラマの第1話のラストで内野さんがアドリブを入れたのですが、あれがすごく面白いということになって」と切り出すと、内野も「あれ以来、アドリブが放置になりましたね」と、作品の方向性が決まる非常に大きなシーンになったという。
その後「面白かったアドリブは?」という質問に、西島は「内野さんのアドリブは大体面白いんですよね」と語ると、内野は「僕のアドリブはどうしてもエッチな方向に向いてしまうことが多いので、そのときいつも西島さんがチェックをしてくれて、かわしてくれるんです」と、アドリブでも息の合ったコンビぶりが垣間見えるという。
さらにメガネで登場した西島に内野が「なんでメガネ?」と突っ込みを入れると、西島は「近眼が進んでいろいろ見えづらいんですよ」と回答。すると内野は「僕は老眼なんで読めませんけれどね」と返すなど、絶妙なトークを展開し「何食べ」ファンを熱狂させていた。
劇場版『きのう何食べた?』は、11月3日より全国公開。