ナオト・インティライミ、『ミラベルと魔法だらけの家』日本版エンドソング歌唱「夢がひとつ叶った」
ディズニー・アニメーション・スタジオのアニメ映画最新作『ミラベルと魔法だらけの家』の日本版エンドソングが、ナオト・インティライミの歌う「マリーポーサ~羽ばたく未来へ~」に決まった。ナオトは本編に声優としても参加し、吹き替えデビューを飾っている。
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本作は、“魔法”にあふれる家に住む主人公ミラベルの活躍と、家族の絆を描くミュージカル・ファンタジー。ディズニー長編アニメーション60作品目という記念すべき本作で、ナオトが吹き替えを務める役どころは、彼のトレードマークのような帽子を被り、本人が顔の作りも近いと語るキャラクター。
日本版エンドソングアーティストのオファーを受けたときの心境については、「本当に僕ですか? と。それくらい耳を疑いました」と振り返る。「世界中の人々に愛されているディズニーの作品に音楽で参加させて頂けることをものすごく光栄に思いましたし、夢がひとつ叶ったなって。いつか日本武道館でやりたいとか、紅白歌合戦に出たいとか、それと同じく『ディズニーの曲を歌いたい』というのは夢のひとつだったんです」と熱い思いをコメントした。
ナオトは楽曲の日本語詞も担当している。Naoto名義で2019年に世界三大レーベルのひとつでもある「ユニバーサルミュージック ラテン」から世界デビューするなど、ラテンシーンでも活躍。本作の舞台コロンビアとの関わりも深く、自身の音楽との出会いを映画化した『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー』(2012)ではデビュー前の世界旅行以来、コロンビアを再訪。本作に参加している現地のアーティストとも交流がある。本作の日本版エンドソングアーティストに、まさになるべくしてその座をつかみ取った。
彼が歌う日本版エンドソング「マリーポーサ~羽ばたく未来へ~」は、本作の楽曲制作を務めるリン=マニュエル・ミランダによる楽曲。1人だけ魔法を持たないミラベルが、ある日突然訪れた家族の危機を救うために奮闘する、観客の心にも明かりをともしてくれるようなバラードだ。
この曲についてナオトは「ミラベルと家族たちの秘密が明かされる重要な場面で流れる劇中歌『2匹のオルギータス』をカバーしたものなんです」と明かす。彼自身が尊敬するコロンビアの人気アーティストでオリジナル版を歌うセバスチャン・ヤトラや、もう1つのエンドソングである「愛するコロンビア」を歌うカルロス・ビベスと肩を並べることに「本当に光栄なことですし、死ぬ気で今回の楽曲を作らせて頂きました」と明かした。
アニメ映画『ミラベルと魔法だらけの家』は、11月26日より公開。エンドソング「マリーポーサ~羽ばたく未来へ~」は近日公開予定。