Juice=Juice・金澤朋子、アイドル人生に終止符 約9年の活動は「人生の誇りであり宝」
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ハロー!プロジェクトのJuice=Juiceが24日、横浜アリーナで単独公演「Juice=Juice Concert 2021 〜FAMILIA〜 金澤朋子ファイナル」を開催し、2代目リーダーの金澤が卒業した。ステージでは、約6500人を前に24曲を披露。2013年2月25日にグループ加入 、約9年の活動について金澤は「Juice=Juiceの金澤朋子としてこれまで活動できたことは、私の人生の誇りであり宝です」と語った。
【写真】Juice=Juice・金澤朋子 笑顔の卒業コンサート
金澤、植村あかり、稲場愛香、井上玲音、段原瑠々、工藤由愛、松永里愛。そして今年7月に加入した新メンバーの有澤一華、入江里咲、江端妃咲の10人で臨んだステージ。公演は「イジワルしないで 抱きしめてよ」で幕を明け、客席のいたるところで、金澤のメンバーカラーである赤い光のサイリウムが揺れていた。
12月22日発売の最新シングル曲「Future Smile」やメジャーデビュー曲「ロマンスの途中」のパフォーマンス後、MCで語り始めた金澤。
グループ初の横浜アリーナ公演で、新メンバーにとって初の単独公演。現10人体制で最初で最後のステージかつ、自身の卒業コンサートであることにもふれ「ドッキドキなんですけれども、そのぶん、私たちも気合い十分です」と意気込んだ。
新メンバー3人はいったんステージを離れ、残るメンバーで「DOWN TOWN」「Va-Va-Voom」「好きって言ってよ」「素直に甘えて」「ポツリと」を熱唱。有澤、入江、江端を含む10人全員で最新シングル曲「プラスティック・ラブ」を歌い上げ、ダンストラックではそれぞれがソロダンスで個性を見せつける。
メンバーの多彩な組み合わせで会場を盛り上げたメドレーでは「如雨露」「プラトニック・プラネット」「TOKYOグライダー」「Wonderful World」を披露。最後の「シンクロ。」では、初期メンバーの金澤と植村が息の合ったパフォーマンスを見せた。
ステージは終盤戦となり、MCを挟み、「「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?」「私が言う前に抱きしめなきゃね」「Fiesta! Fiesta!」「CHOICE & CHANCE」を披露。「Magic of Love」では金澤に向けて「朋子が好きよ」と歌詞を変えて歌い上げた。
MCで感想を聞かれた江端は「新メンバーの3人で『如雨露』を披露させていただいたんですけど、リハーサルのときには、1回歌うたびに誰かが間違えてしまうくらい。たくさん練習して、3人で話し合って頑張ってきたので。本番で、楽しく終えてよかったです」と吐露。入江は「リハーサル中にたくさん先輩方や先生に迷惑をかけてしまったんですけど、一生懸命頑張ってきて、この景色を見ることができて幸せです」と話しながら涙ぐんだ。
そして、金澤はじめメンバーの涙も目立った「Familia」と最新シングル曲「Goal〜明日はあっちだよ〜」を力強く歌い上げ、本編を締めくくった。