キアヌ・リーヴス、『スピード2』に出演しなかった本当の理由は？
映画
大ヒット映画『スピード』で、サンドラ・ブロックとともにビッグスターの仲間入りを果たしたキアヌ・リーヴス。続く『スピード2』には出演せず、仕上がった映画は失敗したと言われているが、再演しなかった理由を明かした。
【写真】キアヌ・リーヴス主演『スピード』フォトギャラリー
1994年に公開された映画『スピード』は、バスに時速50マイル以下に減速すると爆発する爆弾を仕掛けられ、ロサンゼルス市警SWAT隊員ジャック・トラヴェンが犯人逮捕のために奔走するストーリー。キアヌがジャック役、サンドラがバスに乗り合わせ、運転することになるアニー役、デニス・ホッパーが元警官の爆弾魔ハワード・ペイン役を務め、大ヒットを記録した。これを受け、1997年には続編となる『スピード2』が制作された。
しかしキアヌはカナダで上演される「ハムレット」に出演するため出演を断り、続編では、ジャックと別れたアニーが主役となり、ジャックと同じSWAT隊員アレックス（ジェイソン・パトリック）との組み合わせに。キアヌの不在だけが原因とは言い切れないものの、興行収入上、失敗に終わり、ゴールデンラズベリー賞最低前日譚・リメイク・盗作・続編賞を受賞する結果となった。
今回、イギリスの人気トーク番組『グラハム・ノートン・ショー』に出演したキアヌが、一緒にゲスト出演していたジャック・ホワイトホールから、『スピード2』に出演しなかったのはなぜ？と質問を受け、これに答えた。
曰く、「脚本が良いと思えなかった」そう。続けて「サンドラとは、また一緒に仕事をしたかったよ。ジャック・トラヴェンを演じるのは好きだったし、『スピード』も好きだった…。でも、豪華客船？」と明かした。
「作品に関わったアーティストに対して文句があるわけじゃないけど、当時これは正解じゃないと感じたんだよね」とコメントしている。
ちなみに、『スピード2』は失敗に終わったが、キアヌ自身も苦い経験を味わうことになった。これに出演しなかったことで、2008年に公開された『地球が静止する日』まで、実に14年もの間FOXの作品に出演できなかったことを告白している。2014年には、もし第3弾が製作されるなら出演したいと冗談ながらに話しているので、脚本さえ良ければ、キアヌのジャック・トラヴェンをまた観ることが出来るかもしれない。
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