佐藤二朗「ず〜っと待ってる」 『おかえりモネ』役者陣に囲まれ出演猛アピール
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俳優の佐藤二朗が23日、都内で実施された映画『さがす』の完成披露試写会に伊東蒼、清水尋也、森田望智、片山慎三監督と共に出席。本作への思いとともに、登壇者らが出演するNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』への思いを語った。
【写真】佐藤二朗、伊東蒼、清水尋也、森田望智が登場 映画『さがす』完成披露試写会フォト
本作は、片山監督の長編2作目にして、商業デビュー作となるスリラー・サスペンス。「お父ちゃんな、指名手配中の連続殺人犯見たんや。捕まえたら300万もらえるで」そう告げた父は、娘をひとり残して姿を消した。孤独と不安を押し殺しながら、娘は父の行方をさがし始める衝撃のストーリーが展開される。
父・原田智を演じる佐藤は、伊東らを見て「この若手のすばらしい才能の御三方(伊東、清水、森田)はね、共通点がある。皆、『おかえりモネ』に出ている。僕だけが出ていない。『いつ呼ばれるんだろう?』ってず〜っと待ってる。モネ役か、おかえり役で出たいと思ってる」と野望を告白。その後もことあるごとに『おかえりモネ』に出ていないと自虐発言を繰り返していた。
登壇者らはまた、本作にかけて“今年1番の衝撃的だったエピソード”を語ることに。佐藤は昨夜起きた出来事を振り返って「小学生の息子に『サンタさんにプレゼントちゃんとお願いした?』と聞いたら…『実際にサンタさんがいる確率よりも、お父さんがサンタさんの確率のほうが高いと思う!』と言われた。『キターッ! ついにこのときが来た!』と思った。うちの妻は『業務委託の可能性もあるから』と(笑)。『サンタさんはいて、その上でお父さんとお母さんに業務委託している可能性もあるんじゃないかな』とねばってました」と明かし、客席を笑わせた。
片山監督は、智の娘・楓を演じた伊東に言及。楓役に関しては数百人規模のオーディションを敢行する予定だったが「『大阪出身の女優さんがいるので会いませんか?』ということで、1人目で伊東さんにお会いした。演技をしてもらって、うまくて衝撃を受けた。このあと何百人見ようがこの子で決まりだなと思った。(オーディションが)終わったあとに即決しました。なかなかないこと。天才と言っても過言ではないくらいすごい」とべた褒め。佐藤も「この年代でこの感性とこの技術は怪物」と舌を巻いていた。
映画『さがす』は、2022年1月21日より全国公開。