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スピルバーグ監督「あらゆる世代に訴えかける深い物語」『ウエスト・サイド・ストーリー』への思いを語る

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映画『ウエスト・サイド・ストーリー』スティーヴン・スピルバーグ監督
映画『ウエスト・サイド・ストーリー』スティーヴン・スピルバーグ監督(C)2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.

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アンセル・エルゴート

スティーヴン・スピルバーグ

 映画『ウエスト・サイド・ストーリー』より、スティーヴン・スピルバーグ監督が作品への熱い想いを語る姿を、本編やメイキングの映像を織り交ぜながら収めた特別映像が解禁された。

【動画】スピルバーグ監督『ウエスト・サイド・ストーリー』への深い思いを語る

 伝説のミュージカルをスピルバーグ監督が映画化した本作は、混とんとした時代の中、偏見と闘いながら夢を追いかける、“今”を生きた若者たちの禁断のラブストーリーを描くミュージカル・エンターテインメント。全米で初登場ナンバーワンを記録したほか、第79回ゴールデングローブ賞にて、作品賞(ミュージカル・コメディ部門)・監督賞・主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)・助演女優賞の主要4部門でノミネートされている。

 今回解禁されたのは、巨匠スピルバーグ監督が、自身にとって初めて手掛けるミュージカル映画となる本作への熱い想いを語る姿を、本編やメイキングの映像を織り交ぜながら収めた特別映像。真剣な撮影中の様子から始まり、続いてスピルバーグ監督が「私が挑むべきミュージカルをずっと探し続けていました。『ウエスト・サイド・ストーリー』のレコードを10歳の時に聞いて以来、頭から離れません。長年の夢が実現し、ついに映画化できたのです」と、幼少期から親しんでいた物語を自身の手で映画化することへの喜びを語る。

 本作では“異なる立場を超えて、私たちは手を取り合うことができるのか?”というテーマのもと、トニーとマリアの燃え上がるような“禁断の愛”が、圧倒的なダンスと数々の名曲とともに描かれている。「考えの異なる人々の間の分断は昔からあります。ミュージカルで描かれた1957年のシャークスとジェッツの分断よりも、私たちが直面している分断の方が深刻です。5年をかけた脚本づくりの過程で気付いたのです。人々の分断は広がり、もはや人種間の隔たりは一部の人の問題ではなくなった。観客すべてが直面する問題なのです」と、本作が持つテーマは現代の人々にとっても重要であると強調する。

 そして「あらゆる世代に訴えかける深い物語です。愛はどんな隔たりも埋めてくれます。時代を超えて何度でもこの物語を思い出すことでしょう」と作品のクオリティに自信をにじませている。

 本作について、マリア役のレイチェル・ゼグラーは「この物語は明らかに社会で起きていることとずっと関連性を保っているわ。この映画には多くのメッセージがあると思うの。中でも最も重要なものの一つは、“私たちには居場所がある”ということ。本作で歌われる楽曲はただの希望の歌ではなく、大きな宣言だと思うわ」とコメント。

 トニー役のアンセル・エルゴートも「ストーリーがとても素晴らしいと思う。笑わせてくれるし、泣かせてくれるし、愛を感じさせてくれる。そして素晴らしいダンス、歌、音楽がある。そういう理由で、これは本当に作品として傑作なんだ」と語っている。

 映画『ウエスト・サイド・ストーリー』は、2022年2月11日より全国公開。

映画『ウエスト・サイド・ストーリー』スティーヴン・スピルバーグ特別映像

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