＜紅白歌合戦＞DISH／／、初出場の紅白に“若干の猫背” 「精一杯歌うだけ！余裕なんかいらない」
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俳優・北村匠海がリーダーでボーカルの男性4人組バンドDISH//が、29日、大みそかに放送される『第72回NHK紅白歌合戦』のリハーサルに参加。リハーサル後に囲み取材を行った。
【写真】紅白のステージで音合わせリハーサルを行う北村匠海率いるDISH／／
本年初出場となるDISH//は、大ヒット曲『猫』をパフォーマンス。ボーカル・北村匠海のソロ歌唱から始まり、その後はバンドのやさしい音があたりを包み、しっとりと歌い上げた。
初出場の意気込みを聞かれた北村は、「たった今リハを終えても、なかなか実感が湧かないくらい。本番当日は大緊張の中、テレビの前で見る家族や遠方に住んでいるおじいちゃんおばあちゃん、応援してくれている皆さんのことを思い浮かべながら、精一杯歌うだけかなと思っています」と心境を告げる。メンバーの矢部昌暉は、「リハーサルから取材に来るまでバタバタで、緊張する間もなかった」と言うと、北村は「うん。メンバー全員、若干の猫背というちょっとリラックス体勢でお送りしております（笑）」とほほ笑んだ。
『猫』の作詞・作曲を提供したあいみょんは、同日の囲み取材でDISH//の初出場について「すごくうれしかった。しっかり緊張も楽しんで、精一杯歌ってもらえたらなと思います」とエールを送ったが、北村は「もう…その通りというか。僕らは初なので、とにかくいろいろなことが体内で巻き起こると思うんですけど、精一杯歌うだけ！余裕なんかいらないなという感じです」と答えていた。
2021年はDISH//として結成10周年。そのしめくくりで初の紅白となった。今年1年を漢字で表すと、という質問が飛ぶと、北村は「“風”です。とにかくすごい風が吹いている中を僕らはその風に背中を押されながら過ごした。来年は自分たちで風を吹かすようにならないといけないよね、とメンバーで話していて。紅白のバトンを受けて、自分たちで風を吹かしていく1年になれればと思います」と2022年の抱負を伝えた。
今年の紅白は、「Colorful～カラフル～」がテーマ。司会を初登板となる川口春奈、2年連続となる大泉洋、和久田麻由子NHKアナウンサーが務める。今回から「紅組司会」「白組司会」「総合司会」という呼称を、全員「司会」に統一された。
『第72回NHK紅白歌合戦』はNHK総合、BS4K、BS8K、ラジオ第1にて12月31日19時30分放送。
