櫻坂46「BACKS LIVE!!」 小池美波が涙「BACKSのイメージも変わったら」
MCでは、進行役の武元、守屋、大沼、井上がトークを展開。ここまでのパフォーマンスを振り返り、センターを務めた「最終の地下鉄に乗って」への思い入れを語ったのは井上。「前回(2021年6月)の『BACKS LIVE!!』で私自身は、あの『BACKS LIVE‼』をきっかけにちょっと自信をなくしちゃった部分もあった」と告白。自信をなくしていた時期に「ツアー(『1st TOUR 2021』)を回っていて。そのときに小林(由依)さんのポジションに『最終の地下鉄(に乗って)』へ入らせてもらっていた。改めてそこでパフォーマンスしていて、この曲に私はその時期支えられたなって思った」と話した。
前回「BACKS LIVE‼」では「BAN」、きのう8日のライブでは「流れ弾」のセンターを務め、共に気迫の込もったパフォーマンスを見せた大沼。武元から「自分の中からみなぎってくるパワーみたいのってどこから来てるの?」と聞かれた大沼は「自分は人よりも不器用の塊だからこそ、絶対に人より頑張らなきゃいけないとは本当にちっちゃい頃から思っていて」と吐露。「人がこんぐらい頑張ってたら、自分はもう、もっと頑張らなきゃいけないんだっていうのを本当に心の中でずっと唱えながら」「でも本当に、心折れそうになっても、みんながすごい優しく支えてくれて。そのおかげで、たくさんたくさん自分と向き合えたし、練習できて、曲の思いとか届けられたかなと思います」とリハーサルから本番までを振り返った。
パフォーマンスへ戻り、「偶然の答え」で客席の上方を真剣な表情で見つめたのはセンターの守屋。メンバー同士で見つめ合う場面も印象的な「思ったよりも寂しくない」では、パフォーマンスの中心を担う増本が楽しげにラップパートを歌い上げた。
物々しいインストゥルメンタルBGMが明け、ステージ前方に設置されたスクリーンが上がると赤白2色の衣装に着替えたBACKSメンバーが登場。激しいダンスサウンドと共に、クールなパフォーマンスを見せる。
流れるように続いたのは「美しきNervous」。センターの上村はは曲中で表情をさまざまに変えて見せ、関を中心とした「無言の宇宙」では、しっとりしたパフォーマンスで観客を魅了した。
BACKSの存在意義についてメンバーが語るVTRを挟み、ライブは終盤戦へ。グループとファンが一体となる「Buddies」では尾関がセンターを務め、曲中で円を作ったメンバー同士がほほ笑み合う。
センターの武元が挑発的な視線を浮かべたのは、グループの力強さを彷彿とさせる1stシングル表題曲「Nobody's fault」。藤吉を中心に舞った「Dead end」でステージは激しさを増す。
ラストは3rdシングル表題曲「流れ弾」。冒頭では不敵な笑みを浮かべた小池が靴を脱いで裸足に。彼女を中心にメンバーは鬼気迫るパフォーマンスを見せ、ライブ本編を締めくくった。