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渡瀬恒彦

渡瀬恒彦 出演映画作品

  • 育子からの手紙

    制作年:2010年4月17日(土)公開

    闘病3年を経て帰らぬ人となった育子の“生“と“希望“を、世に伝えたい。そんな願いのもと、1989年に刊行されて以来、ロングセラーを記録している副島喜美子のノンフィクション『育子からの手紙…』を現代に置き換えて映画化。監督は『CAB』『しあわせになろうね』の村橋明郎。育子役は宮崎香蓮が務め、原日出子が原作者でもある喜美子を好演。

  • しあわせになろうね

    制作年:1998年9月12日(土)公開

    組の解散式を前にしたヤクザたちの右往左往ぶりを、心優しく見つめた愉快な集団劇。舞台を事務所内に限定した展開から9人の男女それぞれの個性と人情が浮き彫りになっていく。

  • 鉄と鉛

    制作年:1997年11月15日(土)公開

    漫画家、きうちかずひろが自作の映画化「BE-BOP-HIGHSCHOOL」に続いてメガホンをとったアクション。悲壮な覚悟で最後の仕事に挑んだ、中年探偵の奔走が展開する。

  • ボディガード牙・必殺三角飛び

    制作年:

    千葉真一主演の“ボディガード牙“ものの第2作。他流派から挑戦を受けた牙直人は、三角飛びで相手を殺してしまい刑務所に送られ、そこで沖縄空手の名手・南条と知り合う。出所後、南条に米軍輸送襲撃の罪をかぶせた悪玉相手に、牙の必殺三角飛びが爆発する。

  • 時をかける少女〈1997年〉

    制作年:

    【新人、中本奈奈の風情も印象的角川春樹、渾身の純愛物語】 '83年に大林宣彦が映画化した筒井康隆の小説を、4年ぶりに角川春樹が監督。丹念に情景を紡ぐ演出と透明感あるモノクロの撮影が、絶妙のコンビネーションを見せる。

  • アンドロメ

    制作年:

    【注目の三池崇史監督作でSPEEDが映画デビュー!】 絶好調の4人組SPEEDが、初主演を果たしたSFサスペンス。パソコン内にバーチャルな存在として復活した少女をめぐる恋と友情を、スリルたっぷりの設定で描く。

  • ナイル

    制作年:

    【悠久の地に潜む陰謀とは!?華麗なオリエント・ロマン】 エジプト考古学の第一人者、吉村作治の小説を映画化。歴史的な発掘物をめぐる陰謀をミステリアスに描く。長期ロケによって収められた、エジプトの神秘的な風景も見どころだ。

  • 親分はイエス様

    制作年:

    【極道がクリスチャンに!愛と感動の実録ヤクザ映画】 ノンフィクション『刺青クリスチャン』に基づくユニークな人間ドラマ。キリスト教に帰依した極道の贖罪の旅を描く。主人公の内面の変化に加え、韓国人妻との愛の逸話が感動を盛り立てる。

  • モーニング・ムーンは粗雑に

    制作年:

    港ヨコハマを舞台に、音楽スタジオで偶然知り合った学生歌手と、ミュージシャンの青年が織りなす24時間のドラマを淡々とスケッチし、サザンオールスターズの音楽で彩った桑田佳祐の企画による青春映画。映画館系列ではなく、各地の演奏会ホールをネットワークにした新しい方式で上映された。

  • REX 恐竜物語

    制作年:

    洞窟の奥から発見された古代の恐竜の卵の孵化実験が成功した。古生物学者の娘・千恵は生まれた恐竜の赤ちゃんをレックスと名づけ母親代わりに育てることになった。しかし、レックスでひともうけをたくらむマスコミや政治家の手が千恵のもとに迫ってきた……。現代社会への鋭い批判も込めたファミリー・ファンタジー。ダイアローグ・ライターとして、人気脚本家の内館牧子が参加。

  • ゴルフ夜明け前

    制作年:

    創作落語として芸術大賞を受賞、小説に書き下してベストセラーとなった桂三枝の原作を映画化。吉本興業のコメディアンたちが勢ぞろいして、京都の郊外のゴルフ場でゴルフ外交実現のために奔走する坂本竜馬と近藤勇の珍妙なマッチ・プレーを描く。

  • 釣りキチ三平

    制作年:

    【日本中の少年を熱狂させた人気漫画がついに映画化】 かつて「週刊少年マガジン」の看板作品として人気を博し、今も根強い支持を受けている矢口高雄原作の人気作が誕生から35年の時を経てついに映画化。釣り名人を目指して日々成長を続けていく少年・三平が“夜泣谷の巨大魚“の伝説に挑む!若き実力派俳優・須賀健太が三平に扮するほか、塚本高史、香椎由宇、渡瀬恒彦ら豪華共演陣が顔を揃える。

  • 本気〈まじ〉!

    制作年:

    『週刊少年チャンピオン』に連載されていた同名コミックの映画化で、任侠の世界で本物の男へと成長していくチンピラの生き様をさわやかに描いた青春ヤクザ映画。渚組に属するチンピラ・本気は、純粋な心を持つ駆け出しのヤクザ。そんな彼が、清純な女子校生・久美子に恋し、仲は深まっていくが……。

  • 不良番長 口から出まかせ

    制作年:

    太平洋横断に挑戦した神坂率いるカポネ団は、一路アメリカ大陸を目指すが、流れ着いたのは大阪の近くの寒村。彼らは村の海女を使って釜ヶ崎にヌーディスト・クラブを開設。そこで麻薬密輸に巻き込まれ、関西挺身会・ジャンボ団と対決する。

  • 復活の朝

    制作年:

    人員不足、激務、高い離婚率……過酷な職場環境で、患者の命を守る“縁の下の力持ち“として心を砕く看護師たちの実像を熱っぽく描いたヒューマン・ドラマ。とある外科病棟。婦長、清原の下に十数人の看護婦が昼夜なく働いている。ある新人看護師は、彼女にとって初めての患者、10歳の脳腫瘍少年の死に号泣する。あるベテラン看護婦は、過重勤務と恋愛の板ばさみになって苦悩する。そんな部下たちを励ましながら、清原は連日入院してくる重症患者に立ち向かう。彼女たちの闘いの中からガン告知、ターミナル・ケア等の医療がかかえる課題が浮

  • アンドロメディア

    制作年:

    人気グループ・SPEED(2000年3月解散)が初主演を果たしたSFファンタジー。CGを多用して描くスリリングなドラマに、切ないロマンスを絡ませて描く。舞は幼なじみのユウに淡い恋心を抱いている普通の女子高生。同級生のリカと洋子、メール友達のナオと楽しい毎日を送っていた。そんなある日、彼女は交通事故で他界する。悲しみに暮れる天才プログラマーの父は、研究中のプログラムで舞の脳をコンピューターに移し、舞をアイとしてネット上に蘇らせることに成功する。だが、世界征服をたくらむデジタルウェア会社が、このプログラ

  • 学生〈せいがく〉やくざ

    制作年:

    侠客だった祖父の元にいた板前・源吉の計らいで、一人前の男になるべく大阪・浅田一家に旅立った北陽大生・島崎角太郎。落ち着いた先の釜ヶ崎は、かつての浅田一家の若衆・秋津が興した新興暴力団・北政会が牛耳っていた。労務者に混じり働く角太郎は、そこで暴力団追放・ピンハネ一掃運動をしている堀田と出会った。そんな時、北政会の車が労務者の中に突っ込む事件が起こる……。

  • 関東テキヤ一家 喧嘩火祭り

    制作年:

    岐阜の裸祭りにやってきて矢崎一家にわらじを脱いだ国分たちは、次の市が開かれる秩父までのネタの運送を引き受ける。だが、途中で裏に手を回す岐阜の大藪一家にまんまとネタを奪われてしまう。国分はなんとかネタを取り返すものの、今度は秩父の槌田一家が現れて……。

  • 奇跡の山 さよなら、名犬平治

    制作年:

    母の自殺によって言葉を失った少女、敦子。大分・九重連山で案内人をする祖父、清三とともに母の死を知る子犬をガイド犬に育て、自らの言葉も呼び戻すまでの物語。実在したガイド犬、平治の話をベースにTV出身の水島総が人間愛を描く。中島みゆきがこの映画のために主題歌を書き下ろしている。

  • リング・リング・リング 涙のチャンピオンベルト

    制作年:

    幼い頃からプロレスに憧れていた千種は、車イス生活の夫と酒好きで働かない義父、そして折り合いの悪い義母を彼女の収入で支えていた。唯一の味方である警察官・亀田の紹介で女子プロトレーナー水島と出会った彼女は、幼い頃からの夢をかなえるべく上京するのだった……。この作品がきっかけとなり、現役復帰を果たした女子プロレス界のスター長与千種の初主演作品。全日本女子プロレスの全面協力を受け、現役のレスラーの多くが出演。また、つかこうへい演劇に欠かせない役者陣が顔を出しており、つかファンにとっては楽しみの一つである。

  • やくざと抗争・実録安藤組

    制作年:

    安藤昇の小説『極道一代・やくざと抗争』の映画化で、安藤昇自身が主演した。昭和初年頃、新宿の盛り場を舞台に、雑草のように生きていた通称“爆弾マッチ“と呼ばれた実在のヤクザを主人公に、彼と義兄弟の契りをかわした代貸・梅津との男の友情を描く。

  • まむしの兄弟・傷害恐喝十八犯

    制作年:

    18回目のムショ暮らしから解放されたゴロ政は、出迎えた勝と神戸へ戻ってくる。バラック建ての歓楽街“おかめ横丁“の用心棒・鉄の娘に惚れた政は、横丁を叩き壊そうとする矢東会相手にド迫力の大暴れ!

  • ギャング対ギャング 赤と黒のブルース

    制作年:

    東京オリンピックの射撃選手候補・加納信之はささいなケンカから人を殺して将来を踏み誤る。出所後横浜を仕切るヤクザ組織・菊栄会の凄絶な跡目争いに利用された彼は……。鶴田浩二が孤高の暗殺者を演じた、実録タッチの任侠アクション。ハードボイルド風の筋立てだが、描写はかなりウェット。

  • 真夜中の招待状

    制作年:

    理由不明のまま次々と蒸発していった4人の兄弟にまつわる謎を、最後に姿を消した四男の婚約者が解き明かしていくという、遠藤周作の推理小説『闇のよぶ声』を映画化したサスペンス・ミステリー。小林麻美が、初々しい演技を披露。

  • 漂流

    制作年:

    草木のない無人の火山島に漂着して、母の“一人で生きよ“という遺言を胸に生き抜いた男が、13年振りに故国の土を踏むまでの孤独との戦いを、漁師の実話をもとにして描いた作品。期限なしの製作進行で、膨大な時間と製作費を費やした。

  • 激動の1750日

    制作年:

    日本最大の暴力組織の三代目組長および若頭が相次いで急死。組長の残した“組織“という巨大な遺産をめぐり、組は現状維持を望む古参幹部と、現状に飽き足らぬ若手武闘派の真っ二つに分かれる。ヤクザ映画の集大成ともいえる実録タッチの集団抗争劇。本格的ヤクザに初挑戦の中井貴一が迫真の演技。

  • 民暴の帝王

    制作年:

    地上げ、不正融資、政治献金と巧妙な手口で法の目をくぐり抜け、バブル経済下の政財界を暗躍する大物ヤクザ・江田。そんな彼の生き様を、対立する武闘派との抗争の中に描く。「修羅の伝説」の和泉聖治監督と小林旭が2度目のコンビを組み、息の合ったところを見せている。

  • 十手舞

    制作年:

    町奉行の命を受け、悪の巨魁を秘密裏に葬り去る“影十手“となった花嵐のお蝶が、闇の殺し屋に堕とされた自分に気づき、奉行に復讐を挑むまでを描いた時代劇アクション。五社英雄自らの原作の映画化で、新体操のリボンを操った石原真理子の華麗さが見もの。

  • 泪橋

    制作年:

    江戸時代に鈴ヶ森刑場に向かう罪人が、縁者と今生の別れを惜しんだという泪橋を舞台に、今日の男女の出会いと別れを描いた作品。村松友視と唐十郎の個性が生んだ異色作で、愛川欽也の娘・佳村萠がこの作品でスクリーン・デビューした。

  • 新仁義なき戦い 組長の首

    制作年:

    “新 仁義なき戦い“シリーズ第2作だが、前作とはストーリー的な関連性はない。映画は昭和43年の北九州を舞台に始まる。覚醒剤密輸の利権で肥え太った暴力団・大和田組の派閥抗争・跡目相続をめぐる陰謀を、カー・アクションを盛り込んでスピーディーに描く。

  • 昭和極道史

    制作年:

    この年の3月に藤純子が引退。翌年1月に「仁義なき戦い」が封切と、時期的に任侠から実録路線への転換期に作られた、東映の現代ヤクザもの。物語は、新興暴力団・大関組に組を潰された、元・吉井組の幹部、沢木が、舎弟の神谷や、同じく大関組に怨みを持つ女胴師・夜桜の美佐とともに、大関たちを倒すというもの。

  • 道頓堀川

    制作年:

    道頓堀川に面した喫茶店に住み込みで働く画学生と、小料理屋のママとのラブ・ストーリーを中心に、喫茶店のマスターとその息子のエピソードや、道頓堀川の周辺に住む人々の青春群像をあざやかに描いた作品。松坂慶子と真田広之の組み合わせが新鮮。

  • 不良番長 突撃一番

    制作年:

  • 極道VS不良番長

    制作年:

    一家を解散し大日本ホルモン焼株式会社を設立した極道親分こと島村清吉は、岐阜の柳ケ瀬で新宿カポネ団こと不良番長グループとバッタリはち合わせする。当時人気のあった梅宮辰夫の“不良番長“を合体させた作品。だが、二つの人気シリーズを掛け合わせても面白さは残念ながら2倍にはならなかった。

  • 忠臣蔵外伝 四谷怪談

    制作年:

    “忠臣蔵“と“四谷怪談“。この二つをミックスさせた異色の青春ラブ・ストーリー時代劇。民谷伊右衛門を赤穂浪士の一人に設定。その彼が、金と名誉のために恋人・お岩を捨て、浪士としての義を捨てて堕ちくいく様を、現実と幻想が交錯する映像のなかに描き出している。深作欣二監督としては、「赤穂城断絶」(1978)以来の“忠臣蔵“ものだ。お岩に扮した高岡早紀の体当たりの演技が見どころ。

  • 敦煌

    制作年:

    11世紀の戦乱の中国大陸を舞台に、新興国・西夏に魅せられてシルクロードに旅立つ若者・趙行徳と、侵略が繰り返される砂漠に生きる人々の姿を描いたスペクタクル大作。そもそもは小林正樹が1963年に立てた企画といわれ、その後、スタッフやキャストの交代劇、中国ロケの了承を取りつける難しさなどがあり、完成には25年が費された。それだけにでき上がった作品は、のべ10万人のエキストラ、4万頭の馬によるロケーションを敢行するといった熱の入れよう。西田敏行の好演も光る。

  • 日本の首領〈ドン〉 やくざ戦争

    制作年:

    飯干晃一の原作をオールスター・キャストで映画化した東映久々の大型シリーズ。全国制覇を目指す暴力団中島組の首領・佐倉一誠の苦悩の日々を描く。

  • 皇帝のいない八月

    制作年:

    社会派の山本薩夫が、自衛隊のクーデターを扱った小林久三の小説を映画化したサスペンス。クーデターの主謀者が乗る列車“さくら号”と、政界での駆け引きを同時進行で描いている。当時、テロやクーデターものはタブー視されていた。

  • 首都消失

    制作年:

    巨大な円盤型の雲が突如首都圏を覆い、外部との連絡が途絶えてしまう。内に閉じ込められ、危険にさらされる2千万人の命を救出すべく、TVのレポーターと科学者たちが謎とパニックに立ち向かう。小松左京の原作をSFXを駆使して映画化した、SFパニック大作。

  • 影の軍団 服部半蔵

    制作年:

    家光の死後、世継ぎ争いに揺れる徳川幕府の裏舞台で、実力者の下で影のように暗躍する服部家の忍者(上家と下家の二つの家系がある)と、甲賀軍団との死闘を描く時代劇。工藤栄一のダイナミックな演出、奇抜なコスチュームなど、徹底した娯楽性が面白い。

  • 事件

    事件

    制作年:

    犯罪事件の中に、骨太の人間ドラマをカット・バックを多用して構築するという、野村芳太郎監督の手腕がさえる1本。単純な刺殺事件と思われた犯行の裏に、ひと組の姉妹の葛藤が激しく渦を巻いていた。回想を的確に取り入れて事件の真相を観客とともに解明していく。各映画賞で助演賞を総ナメした大竹しのぶの体当たりの演技も秀逸だ。19歳の工員がスナックのママを刺殺する事件が起きた。動機は? 殺意はあったのか? 公判が進むうちに、工員の青年をめぐって、ママとその妹が激しい争いをしていたことが明るみに出る……。

  • まむしの兄弟・刑務所暮し四年半

    制作年:

    ムショを出たゴロ政は勝と神戸へ繰り出し、バーのママ・倉石優子に一目惚れする。あげくに、彼女を暴力的に犯して娘を生ませた芝江組の組長邸へパトカーで突っ込んで大暴れ。またまた、ムショへ逆戻りする。三益愛子が得意の“日本の母”を演じる。

  • 神様のくれた赤ん坊

    制作年:

    昭和32年に作られた「集金旅行」のリメイク作品。同棲中の晋作と小夜子のもとに一人の少年が連れてこられる。少年の母親は晋作の昔の彼女で、男と逃げてしまったらしい。子供の父かもしれない晋作は押しつけられるように引き取る。父親候補は他にも4人いた。そこで二人は、子供の養育費をせしめるため、その4人に会いに行くことにする。リメイクといっても、時代に合ったアレンジが施され、古さは全く感じられない。ファースト・シーンとラスト・シーンが見事に呼応する名セリフ、子供に心を動かされていくカップルの心理描写の妙など、職人芸ともいえる演出が光る。

  • 木枯し紋次郎

    制作年:

    人気を博した笹沢左保の股旅小説を、中島貞夫が映画化。TVでは中村敦夫の当たり役だった紋次郎を、菅原文太が演じている。内容は、身代わりの罪で島流しにあった紋次郎が島を脱け出したものの、兄弟分に裏切られ、あてのない旅に出るというもの。

  • 実録外伝 大阪電撃作戦

    制作年:

    “仁義なき戦い”シリーズの大ヒットによって火がついた東映実録路線の異色作。ひたすら暴力的でエネルギッシュな深作欣二に対し、中島貞夫の狂暴さの中に秘めたシニカルな視線が、この作品に奇妙な味を残している。

  • ジーンズブルース 明日なき無頼派

    制作年:

    中島貞夫監督、梶芽衣子・渡瀬恒彦主演の青春アクション。水商売あがりの女・聖子と高利貸しを殺して奪った金を独り占めした次郎。偶然出会った二人が、金の強奪を続け、最後は警察の銃弾に倒れるまでを描いた、東映版「俺たちに明日はない」のキャラ“ボニーとクライド”。

  • 女必殺五段拳

    制作年:

    京都西陣の織物問屋の一人娘・菊は、空手に熱中し結婚話には耳をかさない。道場の妹弟子ミッチーの兄ジムは、レストランを開くための資金ほしさに、悪の手先となっていた。菊は悪の根城・極東映画京都撮影所にエキストラとして潜入する。

  • 鉄砲玉の美学

    制作年:

    黄金期の東映で、数多くの商業映画の名作を生み出した中島貞夫監督が、ATGで撮った作品。報酬につられ、九州征覇を目論むヤクザの手先となって宮崎に乗り込んだ一人のチンピラを描く。自爆にも似たラストシーンの壮絶な死が強い印象を残す。

  • 脱獄広島殺人囚

    制作年:

    敗戦直後の混乱期、植田正之は仲間と共謀、闇屋と女を殺してモルヒネを強奪、逮捕され投獄されたもののすぐに脱獄。以後、脱獄入獄を繰り返し刑期は合計41年7ヵ月までふくれあがった。それでもなお脱獄にエネルギーのすべてを賭ける植田。執拗なまでの男の自由への戦いぶりを描いた痛快脱獄アクション。

  • セーラー服と機関銃

    制作年:

    「翔んだカップル」で鮮烈なデビューを果たした相米慎二監督が、再び薬師丸ひろ子と組んで撮り上げた奇妙で痛快な一編。ひょんなことからヤクザの一家の組長にさせられてしまった高校生の女の子が、おっかなびっくり、そして少しずつ組長になりきっていくのだが……。幼さが消えて、次第に女っぽくなってきた薬師丸ひろ子の人気で映画は大ヒット。彼女がマシンガン片手に相手の暴力団の事務所に乗り込んで、弾丸の雨をまき散らし、うっとりした表情でつぶやく“カイカン……”という言葉が流行した。翌年の1982年には131分の完璧版が公開された。

  • 三匹の牝蜂

    制作年:

    人の波に埋まった万博会場を舞台に荒稼ぎをするズベ公3人組が、暴力団と争いながらもしぶとく生きていく。新人時代の大原麗子が、イキのいいズベ公を演じる。

  • 現代やくざ・血桜三兄弟

    制作年:

    大組織とチンピラの抗争を描いた一編。全国制覇を狙う大阪誠心会が岐阜に乗り込んできて、地元の広道会と抗争がはじまった。広道会の邦夫、宏、信男、そして今は堅気になっている武らが、力を合わせて殴り込みをかける。

  • 唐獅子警察

    制作年:

    暴力団・大成会の直人と腹違いの弟・拓との宿命的な愛憎を描いたヤクザ映画。兄を憎む拓を渡瀬恒彦が好演。直人役の小林旭とガッチリ組んで、ラストの二人の対決を盛りあげた。題名・原案は滝沢解&かわぐちかいじによる同名劇画からとられている。

  • 震える舌

    震える舌

    制作年:

    ごく平凡で幸福な家庭の子供が、破傷風にかかった。病気の苦痛と死の恐怖、看護に追われる家族のパニックに陥る状況などを描いた、芥川賞作家・三木卓の同名小説を映画化。意外にもろい家族の絆に焦点をあてる。子役の若命真裕子の熱演はもちろん、彼女の両親を演じた渡瀬恒彦と十朱幸代の鬼気迫る表情も忘れがたい。「砂の器」の名匠、野村芳太郎が撮り上げた異色のヒューマン・ドラマ。

  • ゾロ目の三兄弟

    制作年:

    小林旭主演・東映第1作のアクション映画。昭和28年頃の大阪を舞台に、小林・田中・渡瀬扮する助平でケチでけんか早い3兄弟が、故郷への工場進出をめぐって大資本と結託したヤクザ組織を敵にまわし、大立ち回りを演じる。脚本は当時任侠路線から実録路線への推移のなか、本領を発揮しつつ量産し続けていた高田宏治。

  • 実録 私設銀座警察

    制作年:

    戦後のドサクサのなかで、自然発生的に誕生した銀座の暴力団の抗争の日々を荒々しく描く。焼け野原と化した銀座の飲み屋で4人の荒くれ男が出会い、銀座警察という名の暴力組織を形成する。やがて銀座警察は名実ともに銀座を制圧するのだが、つまらぬ内部紛争から自滅していく。安藤昇がギラギラしたヤクザ像を熱演。

  • 化石の荒野

    化石の荒野

    制作年:

    終戦直前に行方不明となった5000キロの金塊をめぐって男たちが死闘を繰り広げる角川映画のアクション大作。興行的には今一つだったが、複雑な人間関係の絡みを除けば、かなり楽しめる娯楽アクションになっている。渡瀬と夏八木の格闘シーンなど、見せ場も多い。

  • 波光きらめく果て

    波光きらめく果て

    制作年:

    壱岐の島を舞台に、自分の欲望や感性に正直なばかりに男との愛に走ってしまい、身内や故郷からはじき出される女の姿を描いた作品。松坂慶子が好演、彼女に夫をとられてしまういとこ役の大竹しのぶが、松坂とは正反対の女を演じる。芥川賞受賞小説の映画化で、新しいタイプの女性像を描いた女性ドラマ。

  • せんせい〈1989年〉

    せんせい〈1989年〉

    制作年:

    “よい映画を作りたい”と松方・梅宮・山城らが共同出資で設立したプロジェクト、トム・ソーヤ企画の第1回作品。昔ながらの風情を残す東京・佃島。ウォーターフロント計画で廃校の危機に瀕している中学校を舞台に、型破りな先生と生徒の交流、下町特有の温かい人情などが描かれる。

  • 天城越え

    制作年:

    何十年も昔に起こった殺人事件に疑問を持った刑事が、当時少年だった関係者に会いに出かける。男の口から語られた意外な真相とは、遠い日、天城の峠ですれちがった裸足の女、彼女によせたほのかな憧れ、そして……。当時の松竹期待の大型新人監督・三村晴彦が松本清張の原作を、師とあおぐ加藤泰と共同脚色して撮り上げた会心の処女作。少年の心の揺れ動きを華麗な画面に見事に捉えて各方面から絶賛を浴びた。伊藤洋一が、ナイーブな少年を見事に演じきって強い印象を残すとともに、田中裕子が少年の前に現れる妖しく美しい女に扮する。特にそぼ降る雨の中の彼女のクローズ・アップは忘れられない。

  • 暴走パニック 大激突

    制作年:

    銀行強盗がジャックしたバスを、それぞれに因縁のある連中が追跡するという往年のスラップスティック・コメディを思わせる一編。深作欣二は実録路線との融合を試みたが、成功には至らなかった。主演の渡瀬恒彦を尻目に室田日出男、川谷拓三らの“ピラニア軍団”が画面を席巻。

  • 狂った野獣

    制作年:

    会社をクビになった男が腹いせに宝石店を襲い、まんまと宝石強奪に成功、バスに乗り込んだまではよかったが、そのバスを銀行強盗に失敗して警察に追われている男たちが占拠してしまった。乗り合わせた乗客たちは、徐々にエゴむき出しになってきて……。追い詰められた人間たちのパニックを描くサスペンス映画。パニックものとしては多彩な要素を思いっきり詰めた、今までにない作品。

  • 一杯のかけそば

    制作年:

    大みそかの夜遅く、そば屋にやってきた母親と幼い兄弟の3人連れ。母子はおずおずと3人で一杯のかけそばを注文した……。日本中に感動の嵐を巻き起こして大ベストセラーになった栗良平の名作を基に、原作にはない登場人物やエピソードを加えて映画化。正攻法のしっとりとした語り口であの感動が蘇る。

  • 沖縄やくざ戦争

    制作年:

    本土復帰を目前にした沖縄を舞台に、地元暴力団同士で繰り広げられる血で血を洗う抗争を熱っぽく描いた、実録風ヤクザ映画。沖縄の本土復帰問題をバイオレンスの陰に潜ませた、中島貞夫監督のシニカルな視線が印象的である。千葉真一、松方弘樹が熱演。

  • わるいやつら

    わるいやつら

    制作年:

    女を手玉にとり、彼女らから金を巻き上げては病院経営の赤字を埋め、頼まれてそれぞれの夫を巧妙に薬殺していた病院長が、美貌の新進デザイナーに目がくらみ、彼女をも手玉にとろうとする。だが、彼を上回る悪女たちに操られ犯罪の道をつき進む……。女の恐ろしさを改めて思い知らされる、清張=野村監督コンビによるサスペンス。

  • 不良番長 やらずぶったくり

    制作年:

    暴力団・花岡組に新宿を追放された神坂以下カポネ団の面々は、神坂の“練鑑”時代のダチ公・伊吹を訪ねて、ある漁村で働く。この漁村では、水産会社の肥料工場から排出される廃液のための公害問題が持ち上がっていた……。

  • 実録 飛車角 狼どもの仁義

    制作年:

    大正末期から昭和にかけての不況と社会不安を背景に、地方からやって来た“侠客”石黒彦市が、自分の力と暴力のみを信じて生き抜いていく姿を、実録風に描いた任侠もの。飯干晃一の『狼どもの仁義』を原作に、菅原文太、小林旭らが熱演。

  • 戦国自衛隊

    戦国自衛隊

    制作年:

    大演習に向かう途中、自衛隊の一個小隊21名が、戦車、ヘリコプター、装甲車、哨戒艇もろとも400年前の戦国時代にタイム・スリップ。2万人の武田信玄軍対近代兵器の凄絶な戦いが展開される。半村良原作による大掛かりなSF大作で、2005年にも新たな角度よりリメイクされた。

  • 南極物語〈1983年〉

    制作年:

    1958年2月、やむなき事情により日本の南極探検隊の飼っていたカラフト犬15匹が、昭和基地に残された。この作品は、その時食糧のない厳寒の南極でひと冬を乗り切った2匹の犬、タロ、ジロの実話をもとにした動物映画。彼らが厳しい自然条件のなかをどう生き抜いたのか? そんな犬たちのサバイバル生活が、南極の雄大なる風景の中に描かれる。ある犬は氷の海に落ち、ある犬はシャチと闘って命を落としと、実話とドラマティックなフィクション部分をうまく融合させ、ある種感動的な美談として、蔵原監督が仕上げた。当時、それまでの邦画興行収入記録を塗り替える大ヒットとなった。

  • 仁義なき戦い 代理戦争

    制作年:

    今回の舞台背景となるのは昭和35年から38年の高度成長時代。前2作ではまだ組員だった広能も広能組の組長になるなど、組織的に固まってきた広島ヤクザの陰謀と裏切りが渦巻く抗争を描く。昭和35年、広島最大の暴力団・村岡組の跡目の座をめぐって、打本と山守が対立していた。打本は神戸の明石組に広能を介して盃を申し入れた。それを快く思わない村岡は跡目を山守に譲り、山守組は広島最大の暴力団となった。打本は孤立し、明石組に逃げ込み正式に明石組の傘下に入った。一方、山守も神戸の神和会と縁組みし、代理戦争の幕が切って落とされた。

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