
ウィリアム・ワイラー
ウィリアム・ワイラー 出演映画作品
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ベン・ハー〈1959年・4K版〉
制作年:2025年04月04日(金)公開
第32回アカデミー賞で11冠に輝いた、ルー・ウォーレスの小説が原作の『ベン・ハー〈1959年〉』を4K版で上映。西暦26年のユダヤを舞台に、幼なじみの裏切りで奴隷船に乗せられた貴族の青年が、復讐に燃える姿を描きだす。監督を務めたのは、ウィリアム・ワイラー。主演は、チャールトン・ヘストン。共演はスティーヴン・ボイドら。
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ローマの休日〈4Kレストア版〉
制作年:2023年08月25日(金)公開
第26回アカデミー賞で3冠に輝いた、不朽のロマンス映画『ローマの休日』を、製作70周年を記念し4Kレストア版として公開する。ある国の王女が、公務で訪れたローマの街で自由な1日を満喫する。監督はウィリアム・ワイラー。W主演はグレゴリー・ペックとオードリー・ヘプバーン。共演はエディ・アルバート、テュリオ・カルミナティら。
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ローマの休日〈デジタル・ニューマスター版〉
制作年:2003年9月13日(土)公開
今もなお世界中の人々を魅了する不朽の名作が制作50周年を記念してデジタル・ニューマスター版で劇場公開中。ヨーロッパ最古の王女と新聞記者の永遠のラブ・ストーリーがスクリーンに甦る。最新技術により、汚れや雑音が取り除かれた映像は50年前の作品とは思えないほどクリア。今は亡きグレゴリー・ペックとオードリー・ヘプバーンの競演に酔いしれたい。
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ベン・ハー〈ニュープリント版〉
制作年:2002年1月19日(土)公開
「タイタニック」と並ぴ、アカデミー賞最多11部門に輝く不朽の名作をリバイバル。「プリンス・オブ・エジプト」や「グラディエーター」にも影響を与えたダイナミックで力強いな史劇大作だ。
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ローマの休日
制作年:1997年6月14日(土)公開
ヘプバーンのアメリカ映画初主演作であり、“永遠の妖精オードリー”が誕生した記念すべき作品。ヨーロッパ旅行中の某小国のお姫様アンは、いつも侍従つきの生活にウンザリ。たまには、一人で自由気ままに歩きまわりたい!そこでローマに着いた彼女は、スキを見て大使館を脱出。初めての“自由”に大はしゃぎ。やがてベンチで眠り込み、通りがかりの新聞記者に起こされるが……。お茶目で愛くるしく、やんごとなき姫君アンと一介の新聞記者の、甘く切ない恋のおとぎ話。遊覧船での素敵なダンス、河に飛び込む痛快さとともに、思い出のスペイン広場でアイスクリームをほうばるアンの気品に満ちたあどけない微笑が印象的。
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コレクター
制作年:
蝶の収集が唯一の趣味の銀行員。ある日、大金を手にしたことから恐ろしい考えに取り憑かれる……。人間を収集する異常な性格を通して人間の独占欲と異常性を描いたW・ワイラーの佳作。T・スタンプが異常性格の男を好演している。
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必死の逃亡者
制作年:
インディアナ郊外に住む平凡な家庭に、突然3人の脱獄囚が押し入って来た。仲間の情婦が高飛びの金を届けるまで家族を人質にするという脱獄犯たち。警察の捜査網はじわじわと迫って来る。彼らの運命は? 極限状態に置かれた犯人と家族との息詰まるようなドラマを緊密な演出で描いたサスペンス。
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黄昏
制作年:
19世紀末。田舎からシカゴへ働きに出た娘キャリーを、一流料理店の支配人ハーストウッドが見そめた。しかし、ハーストウッドは、強欲な妻の尻に敷かれ、離婚もままならない。そこで二人は店の金を盗みニューヨークへと駆け落ちするが……。W・ワイラーが監督した悲恋ドラマの秀作。坂道を石が転がるように、堕ちていくハーストウッドを、名優L・オリヴィエが好演。可憐な娘キャリーに扮するのはJ・ジョーンズ。
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ファニー・ガール
制作年:
1964年にブロードウェイで上演された、1920年代のエンターテイナー、ファニー・ブライスの伝記ミュージカルの映画化。舞台で当たりをとったバーブラが好演して見事オスカーを受賞。ジュールス・スタインの美しい曲が随所に散りばめられている。
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友情ある説得
制作年:
巨匠W・ワイラーがアメリカ人の魂を問い詰めた力作。平和主義者のクエーカー教徒だが、負けず嫌いのジェス。妻のイライザはそんな夫が心配でもあり、また好ましくも思う。時あたかも南北戦争が起こり、平和な一家にもその波は押し寄せてくる。二人の長男ジョッシュはクエーカー教徒の平和主義を批判し、義勇軍に身を投じる。戦いに参加したジョッシュは傷を負い、これを知ったジェスは息子への愛情から銃をとり、戦場に赴く。だが、彼には人を殺すことができない……。クエーカー教徒の平和主義を背景に、古き良き時代のアメリカ人をG・クー
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ミニヴァー夫人
制作年:
第二次大戦中、ロンドン郊外の小さな町で夫と3人の子供たちと幸福な生活をしていたミニヴァー夫人。美しく聡明な英国女性の鏡ともいわれる夫人が、戦争の惨渦に巻き込まれながら生き抜いていく様子を描くヒューマン・ドラマ。空襲によって引き起こされる業火、周囲の人々の死。そんな悲惨な状況を目のあたりにしながらも、秩序と明るさを失わずにけなげに気丈に生きる英国のオーディナリー・ピープルたち。そんなヒューマニティーあふれる物語を名匠W・ワイラーが演出する。チャーチル首相に“この映画は戦時の英国民を救った“といわしめた珠玉の名作。
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大いなる西部
制作年:
巨匠ワイラーが西部の新しい夜明けを描いた格調高い大型西部劇。マッケイは牧場主テリルの娘パットと結婚するため、東部からはるばるテキサスまでやって来る。テリルは、女教師ジュリーが持つ水源地をめぐってヘネシーと対立。一方、テリル家の牧童頭スティーブは、パットを密かに愛していて、マッケイをうとましく思っていた。マッケイはさまざまなトラブルを合理的に解決しようとするのだが……。モロスのテーマ曲にのって荒野を疾走する駅馬車の遠景ショットの幕開けから、最後の壮絶な決闘シーンまで、ワイラーの演出は西部への限りない賛歌にあふれている。
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探偵物語〈1951年〉
制作年:
ニューヨークの第21分署。犯罪を心底から憎んでいる鬼刑事ジムは、まじめな若者の出来心による横領事件に深入りするうちに、妻の忌まわしい過去を知ってしまう。人を許すことのできない男のジレンマ。こうして、頑固な正義漢は、破局のレールを直進する。落ち着きのない万引き女、わめき散らすギャング、ジムを詰問する弁護士。刑事部屋という限られた空間にいくつもの人間模様が絡み合い、サスペンス豊かな犯罪絵図が展開。舞台空間を限定した、緻密な人間ドラマの演出に定評のある、名匠ワイラーの面目躍如だ。ブロードウェイで上演された時の出演者たちが脇を固め、ダグラスの熱演を助けている。
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デッド・エンド
制作年:
ニューヨークはイースト・サイドに帰ってきたギャング、ベビーフェイス・マーチン。下町の子供たちの間ではヒーローとなっていた彼だが、幼なじみの友人とのトラブルから惨めに死んでいく……。ボギーの初期の代表作。この作品に出演した子役たちはその後“デッド・エンド・キッズ“として大活躍した。
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我等の生涯の最良の年
制作年:
同じ町に帰還した中年銀行員のアル、デパート勤務のフレッド、戦場で両腕を失い鉄の義手をはめているホーマーの3人の家族や恋人たちをめぐるドラマで、第二次大戦から帰還した軍人の社会復帰を描いたゴールドウィン製作の大作。戦勝国アメリカが、戦後に抱えた苦悩を、勇気と希望を謳歌して描いた国民的な作品で、アカデミー賞を8部門で受賞、H・ラッセルは助演男優賞のほかに特別賞まで受賞している。ワイラーの手堅い演出力が長さを感じさせない。ホーマーの恋人を演ずるK・オドンネルも清楚な感じで印象的。
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噂の二人
制作年:
1936年にヘルマンの戯曲『子供の時間』を「この3人」という題で映画化したワイラーが、25年を経て再映画化。寄宿制私立学校を経営する二人の女性が、突然“同性愛“という汚名を着せられ、やがて悲劇的な結末を迎えるまでを確かな演出力で描ききる。
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黒蘭の女
制作年:
19世紀半ば、南北戦争前の南部ニューオリンズ。一人の情熱的な娘が、愛する男がいながらもほかの男と結婚する……。当時売り出し中だった、B・デイヴィスの出世作ともなったメロドラマの傑作。南部の女らしい熱情を内に秘めた演技が印象深い。また、彼女が着るゴージャスな衣裳も見ものだ。
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偽りの花園
制作年:
「嵐が丘」「西部の男」など数多くの秀作を生んできたゴールドウィンとワイラーの名コンビが、女流劇作家ヘルマンのヒット舞台劇を映画化。ヘルマン自らが脚色にあたっている。女主人公の居間だけに舞台を限った原作を巧みに解体し、戸外へ屋内へと自在に映画的にドラマ空間をひろげた手腕はさすが。物語の舞台は20世紀はじめの南部のある町。心臓の悪い資産家の夫からなんとかして綿工場の資金を引き出そうと画策するその妻リジーナと、その二人の兄のエゴイスティックな姿が、一流の冷徹なリアリズム手法で描かれる。ラスト近く、突然心臓発作に襲われた夫を、リジーナが冷然と見殺しにするシーンはことにショッキング。このシーンをはじめ、例によって階段の劇的な使い方に、独自の演出を発揮し、出演陣もそれぞれの力量を出しきっている。
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ベン・ハー〈1959年〉
制作年:
ローマ帝国下のユダヤ人地区エルサレムの名家の長男ベン・ハーの波乱に富んだ人生を描いた娯楽巨編。総督として新しく赴任したメッサラとは、幼なじみのベン・ハーであったが、今はそれぞれ違った立場にあり、ふとしたことから反逆罪に問われ奴隷として船に送り込まれる。しかしそこの艦隊長に認められ、ローマ第一の剣闘士・戦車操者となった。一方、母や妹は牢に入れられ、ライ病患者となっていた。ベン・ハーは、メッサラの非情な仕打ちに激昂し、ついに大戦車競走で宿命的な対決を迎える。ベン・ハーが勝利者となった時、キリストは処刑されるが、彼こそ、ベン・ハーが砂漠でノドをからからにしていた時、水を与えてくれたその人であった。一方、不治の病を患っていた母と妹もキリストの奇跡で回復し、再び平和な生活をとり戻す。この映画は、ウォレスのベストセラーをもとに6年半の歳月と54億円の巨費を投じて作られた。70ミリで見るクライマックスの戦車競走シーンは比類なき迫力。
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嵐が丘〈1939年〉
制作年:
豪華スタッフによる、ブロンテの名作の初めての映画化。運命にほんろうされる男女の姿を、W・ワイラーが、重厚な演出で描き上げた傑作。後の多くのリメイク作品が、本作への脚注にさえ思われる“映画の古典”である。地方の名家の養子となったヒースクリフは、ジプシーの血を引く野性児であった。彼は養父アーンショーのもとで、血のつながりのない兄ヒンドリーと妹キャシーとともに“嵐が丘”と呼ばれる古い館で暮らしてきた。兄は彼を嫌っていやがらせを続けるが、永遠の愛を誓った妹を心の支えに彼は生きてきた。ところが父の死後、家督を譲り受けた兄は、無情にも彼に馬屋番を命じる。数年の間、屈辱を堪え忍んだヒースクリフはある日、社交界へのデビューに気もそぞろの妹をなじり、激情の果てに一人都会へ向かった。数年後、遊興に溺れるヒンドリーと地元の名家リントンの息子エドガーに嫁いだキャシーのもとに、都会で財をなしたヒースクリフ帰還の報が……。
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おしゃれ泥棒
制作年:
シャルルは美術館に絵の寄贈もする名画のコレクター。だが実は贋作の名人で寄贈はすべてニセモノ。この秘密を知って胸を痛めるのは娘ニコル。パリの美術商は、シャルルに不信を抱き、私立探偵シモンを雇い調査を依頼する。シャルル家に忍び込んだシモンはニコルに発見されるが、その美しさに一目惚れ。ニコルはシモンを泥棒と思い込み、父が政府の依頼で美術館に出品している名画を盗み出してくれと頼む。ニコルとシモンは美術館へ忍び込み……。「ローマの休日」「噂の二人」に続いて、ワイラーとオードリーがコンビを組んだ、ロマンティック・コメディ。
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この三人
制作年:
L・ヘルマンの戯曲を映画化した人間ドラマ。1961年にW・ワイラーが再び同原作をもとに、「噂の二人」という題名でリメイクした。大学を卒業したカレンとマーサは、青年医師ジョーの協力を得て田舎に学校を建てる。カレンとジョーが恋に落ち、マーサも二人を見守る。だが、カレンから叱責を受けたことを逆恨みした不良娘が、マーサとジョーの不倫関係をでっち上げ、騒動を巻き起こす。
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西部の男
制作年:
巨匠W・ワイラーが描く正統派西部劇。1880年代のテキサスは、新天地を求めて移住してきた農民と在来の地主たちとのイザコザが絶えない。ロイ・ビーン判事は土地の実力者で、牧童たちを集めて農民に嫌がらせを行い、農民たちの反感を買っていた。ある日、怒った農民たちが判事を私刑にしようと騒動が持ち上がるが、流れ者のコール・ハードンが間に入って、なんとか両者を鎮める。だが、感謝祭の日に判事は農民たちに焼き打ちをかける。それを知ったコールは、副保安官になって、自ら判事と対決する……。開拓時代のテキサスを舞台に、悪徳判事と対決する流れ者の姿を描いた勧善懲悪の西部劇。判事に扮したW・ブレナンの好演が見もの。
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孔雀夫人
制作年:
ノーベル文学賞受賞者であるS・ルイスの原作をもとに、S・ハワードが劇化した大ヒット舞台劇を、脚本はハワード、演出には新鋭ワイラー(当時34歳)があたって映画化した、1930年代を代表する傑作。舞台同様主演はヒューストン。アメリカ中西部の工業都市ジーニスで、20年間自動車会社を経営してきた自動車王ダズワースは、会社を手離し、娘も嫁にやり、妻と二人で第二の人生を楽しもうとヨーロッパ旅行に出かける。しかし妻はパリで知り合った美術評論家を相手に失った青春を取り戻そうとする。妻がちやほやされるのは金が目当てだと気付くダズワースは彼女をたしなめるが、彼女は離婚を主張。結局、美術評論家とは結婚できないとわかり夫のもとへ帰る妻だが、一度できた溝は簡単には埋まらない。一方ダズワースは以前からの知り合いで、一度結婚に失敗しているイーディスこそ、第二の人生をともに歩む女性だと悟る。
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女相続人
制作年:
H・ジェームズの中編小説『ワシントン広場』を名匠ワイラーが映画化。19世紀半ば。富豪の医者の娘キャサリンは、死んだ母に似ず、器量が悪く内向的。そんな彼女を父親は今一つ愛せない。ある日、従妹の婚約パーティーに出席したキャサリンは青年モリスと出会い、熱烈な恋に落ちた。ところが父親は、彼が定職もない貧乏青年であることを理由に結婚を許さない。彼女は駆け落ちを決意するが、約束の時間に彼は現れなかった……。財産をめぐる父と娘、男と女の愛憎ドラマを、シリアスに格調高く描いたワイラーの傑作。自分をことごとく裏切った父と男への復讐を遂げたラストで、キャサリンの顔に現れる毅然とした美しさが印象的だ。
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月光の女
制作年:
東南アジアでゴム園を経営する男の妻が、一人の男を射殺した。しかし、彼女が男に書き送った手紙から、この犯罪が愛憎のもつれであったことが明らかになる……。S・モームの小説を映画化した犯罪メロドラマ。全編を彩るエキゾチックなムードに加え、ヒロインを演じるB・デイヴィスの魅力も際立つ。
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