
フィリップ・ノワレ
フィリップ・ノワレ 出演映画作品
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イル・ポスティーノ 4Kデジタル・リマスター版
制作年:2024年11月08日(金)公開
第68回アカデミー賞でルイス・エンリケス・バカロフが作曲賞に輝いたドラマを、製作30周年を記念し、4Kデジタル・リマスター版で上映する。詩人パブロ・ネルーダをモデルにした小説を基に、詩人と内気な郵便配達の友情を描く。監督は、『1984』のマイケル・ラドフォード。主演はマッシモ・トロイージ。共演はフィリップ・ノワレら。
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ラ・ポワント・クールト
制作年:2019年12月21日(土)公開
フランスを代表する女性監督アニエス・ヴァルダによる貴重な長編デビュー作を、日本の劇場で初上映。あるカップルの愛の終焉を、モノクロの詩的な映像で映し出していく。『勝手にしやがれ』や『大人は判ってくれない』『美しきセルジュ』などよりも早く製作された、フランス・ヌーヴェルヴァーグの原点ともいうべき端正な映画の作りに注目だ。
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追想〈デジタルリマスター版〉
制作年:2017年9月9日(土)公開
傑作『冒険者たち』で知られるフランスの名匠ロベール・アンリコ監督が1975年に発表した異色バイオレンスが39年ぶりにリバイバル公開。ドイツ兵によって家族を殺さた外科医の孤独な復讐劇を、壮絶な暴力描写と悲しみに満ちた追想で描き出す。主演は『ニュー・シネマ・パラダイス』のフィリップ・ノワレと『離愁』のロミー・シュナイダー。
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ニュー・シネマ・パラダイス〈デジタル・リマスター版〉
制作年:2005年12月23日(金)公開
'89年、シネスイッチ銀座で27万人を動員し、15年を経た今も単館興行成績No.1を守り続けている本作が、デジタルリマスター版で再上映。不朽の名作として語り継がれる、映画への愛がつまった感動的なストーリーが、より鮮やかになった美しい映像と音声で新たな感動を与えてくれる。
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イル・ポスティーノ
制作年:1996年05月18日(土)公開
アカデミー賞5部門にノミネートされ、日本でも単館上映ながら大ヒットした作品。ナポリの沖合の小さな島に暮らすマリオは仕事にも就かず、うっ屈とした日々を送っていた。ある日、チリの偉大な詩人であるパブロ・ネルーダが国外追放になり、この島にやって来る。島の郵便局には世界中からファンレターが送られてくるようになり、その配達人としてマリオが雇われた。マリオは毎日、詩人の所へ配達をするようになり、次第に親しくなる。詩人はマリオに詩を読んで聞かせ、詩の隠喩について教えてくれた。最初は、有名な詩人の名前を利用して女の子に近づこうと考えていたマリオだったが、詩の魅力に惹かれ、自分も詩人になりたいと考えるようになる。マリオを演じたM・トロイージは撮影終了の12時間後に心臓病により死去した。なお、パブロ・ネルーダはノーベル文学賞を受賞している実在の詩人であり、原作者のスカルメタが彼に憧れて、この話を書き上げた。
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パトリス・ルコントの大喝采
制作年:
P・ルコントが過去にもコンビを組んでいるJ・ロシュフォール、P・ノワレ、J・P・マリエル出演の人情コメディ。大衆喜劇“ブールヴァール劇“の役者3人組が再起を懸けて、ある舞台を成功させようと奮闘する様が、サスペンス風味も交えて活写されている。フランスを代表する芸達者たちの丁々発止のやりとりは、さすがに見ごたえあり。DVDタイトルは「taki DVDセレクション第1弾:パトリス・ルコント監督特集 パトリス・ルコントの大喝采」。
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魚のスープ
制作年:
映画プロデューサーのアルベルトの一家はにぎやかで仲良し。だが娘アンナの結婚式前日にアルベルトの新作が大コケとなり、家財道具が差し押さえられ、式は台なしとなる。また下の娘イサベラは中年男と不倫に走り……。果たして“魚のスープ“のようなごった煮家族の行方は? 温かい家族愛にあふれたイタリア人情劇。
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キュリー夫妻・その愛と情熱
制作年:
【意外な事実が歴史的発見を招いた? 科学者夫婦の実像】 日本では黒柳徹子主演の『喜劇キュリー夫人』として知られるフランスのヒット舞台を映画化。ラジウム発見に至るキュリー夫妻の生活を、ナチュラルな笑いとともに描き出す。
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ミスター・フリーダム
制作年:
【こんな時代もあった……コメディで70年代を回顧】 写真家ウィリアム・クラインが「ポリー・マグーお前は誰だ」に続いて'68年に発表した監督劇映画第2作。当時の政治的構造を、シニカルすぎるギャグで笑い飛ばす過激な作品だ。
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ポリー・マグー お前は誰だ
制作年:
【今観てもクールな60'Sのオシャレ・グラフィティ】 メディアの注目を一身に集めるトップ・モデルと男たちの恋騒動を描いた、キュートなシンデレラ・ストーリー。60年代のオシャレ感を伝えるスタイリッシュな映像が魅力的だ。
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タンデム
制作年:
P・ルコントが、下り坂の老芸人とその運転手の友情を、ユーモアと悲哀を込めて描いた味わい深い人間ドラマ。ラジオのクイズ番組の司会を20年以上も続けているミシェルは、彼の身の回りの世話をしている運転手リプトとともに各地を巡業する毎日。ある日、ミシェルの番組を打ち切ると番組の上層部から言い渡されたリプトは、ミシェルを気遣い、このことをひた隠す。そんな彼の努力も空しく、やがてミシェルも事実を知り二人は別れ別れになるが……。
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マーフィの戦い
制作年:
燃えたぎる男の執念を描き尽くした、イエーツ監督の傑作。第二次大戦末期、ドイツが降伏してもなお、南の島でただ一人生き残ったマーフィは、水上飛行機で、クレーンで、敵のはずれ魚雷で、重なる失敗にもめげずUボート撃沈をたくらむ……。
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ソフィ-・マルソーの三銃士
制作年:
修道院で育った、ダルタニャンの血を受け継ぐエイローズは、凛とした気高さと、貧しい者たちへの愛情にあふれる美しさを放っていた。ある日、修道院に脱走奴隷が逃げ込み、これをかばった院長が悪漢たちに殺されてしまう。敵を討つことを胸に誓ったエイローズは、父のダルタニャンの住むパリへと向かう。アレクサンドル・デュマの『三銃士』に大胆な構想を加え、新たな登場人物、エイローズが女騎士へと変身していく姿を描いた冒険ロマン。
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ラウンド・ミッドナイト
制作年:
天才ジャズ・ピアニストとうたわれたバド・パウエルと、サックス奏者レスター・ヤングのキャラクターと実話に想を得て、B・タヴェルニエ監督が脚色した作品。1959年。ニューヨークからパリのジャズクラブ“ブルーノート“にサックス奏者デイル・ターナーがやって来た。酒とドラッグに溺れたデイルだが、その演奏は人々の心を感動させずにはおかなかった。ある雨の夜、貧しいがゆえに、クラブの扉の外で彼の演奏に聴き入っていたフランシスは、その演奏に感動し、デイルこそ“神の声“を伝えるアーティストだと確信する。やがてデイルにふ
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将軍たちの夜
制作年:
第二次世界大戦下のワルシャワを舞台に、ナチ将校の犯した猟奇的犯罪を暴いた異色のスリラー。女性が次々と変死する殺人事件を追うナチ警察。やがて捜査線上にタンツ将軍が浮かび上がる……。オトゥールの鬼気迫る演技はスゴ味たっぷり。DVDは「コロムビアトライスター ウォー・ムービー・コレクションBOX(1)」に収録。
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マルチェロ・マストロヤンニ 甘い追憶
制作年:
【稀代の名優の素顔と魅力の秘密を解き明かす】 160本余りの出演作を遺したイタリアの名優マルチェロ・マストロヤンニの没後10周年を記念して昨年製作され、カンヌ国際映画祭で大喝采を浴びたドキュメンタリー。ヴィスコンティやフェリーニ、テオ・アンゲロプロスら世界の巨匠と仕事をし、ソフィア・ローレン、カトリーヌ・ドヌーブらの女優たちと愛を交わした彼の素顔と魅力の秘密が浮き彫りになる。
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深夜カフェのピエール
制作年:
生活のために夜の公園で男娼となった青年ピエールは、奴隷のように虐げられている売春婦イングリッドに出会い、ほのかな思いを寄せるが……。愛に飢えた田舎出の青年が、大都会パリの冬の夜を孤独にさすらう様を描くドラマ。悲痛な現実を題材にした衝撃作ながら、巧みに醸し出されたフランス映画らしいポエジーが出色。ちなみに原題は“キスはしない“という意味で、娼婦が使うお決まりの文句。
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レディ L
制作年:
一連のアガサ・クリスティ原作の映画化作品のポワロ探偵役で有名なアカデミー俳優、P・ユスチノフが監督・脚本・出演の3役を果たした作品。80歳になるレディ・レンディルという女性の生涯、それは洗濯娘とおたずね者の義賊との愛の物語でもあった。S・ローレンの老け役も見もの。
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暗殺の詩 知りすぎた男どもは、抹殺せよ
制作年:
R・アンリコ監督の未公開サスペンス。ある国家機密を知った疑いで、デビッドはニ度と出られない刑務所に入れられる。だが彼は看守を殺し、山中に逃亡。そんな彼を芸術家夫婦が助け、デビッドの無実を晴らそうとするが……。
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世界殺人公社
制作年:
1906年、奇怪な殺人事件がヨーロッパで次々と起こる。調査記事を書くことになった女性記者ソーニャは殺人プロ協会会長のイヴァンと接触。彼は殺人をただのゲームと考え、殺人協会の会員が別の会員を殺すゲームを堪能していたのだった。動機がないのだから捕まるはずもなく、イヴァンは彼女を連れて会員暗殺の旅に出る。コミカル・タッチの冒険劇。
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素顔の貴婦人
制作年:
B・タヴェルニエが第一次大戦後の北フランスを舞台に撮りあげた運命のラブ・ストーリー。1920年の北フランス。初老のデラプラーヌ陸軍少佐は、戦死者身元確認・行方不明者捜索局局長をしている。この地へ、パリの社交界でその名を知られた貴婦人イレーヌが夫の行方を捜しにやって来た。デラプラーヌはイレーヌに対し淡い恋心を抱くのだが、うまく表現することができない。そうしているうちに、イレーヌの捜す男に似た男を、田舎娘のアリスも捜しているということが判明する……。「恋するシャンソン」のS・アゼマがイレーヌ役を好演して
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トスカニーニ~愛と情熱の日々~
制作年:
20世紀初頭には天才指揮者として栄光の道を歩んでいた世界的な指揮者アルトゥーロ・トスカニーニの青春の日々を描いた作品。長年の夢だったミラノのスカラ座の採用試験を放棄したトスカニーニが、チェロ奏者として新天地リオに渡り、ひょんなことから18歳で指揮者としてデビューするまでを描く。
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他人のそら似
制作年:
「仕立て屋の恋」で一躍日本で有名となったM・ブランが、監督・脚本・主演を務めたシニカルなコメディ。人気俳優で映画監督のミシェル・ブランはある日、まったく身に覚えがないのに20年来の女友だちをレイプした罪で警察に捕まる。友人の女優キャロル・ブーケの証言によってその疑いは晴れるが、どうやら彼と瓜二つのニセ者がミシェルの名を偽って、悪事を働いているらしい。そこで本物の彼はC・ブーケとともに真相解明に乗り出すのだが……。M・ブラン、C・ブーケだけでなく、P・ノワレらフランス映画界のスター俳優が、多数実名で登
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危険な友情 マックス&ジェレミー
制作年:
女性作家T・ホワイトの暗黒街小説を女性監督C・ドベールがフィルム・ノワールに仕立てた男同士の友情物語。引退を伝えられる百戦錬磨の老ギャングは、暗殺の特命を受けて彼に近づく若いチンピラを、最後の大仕事のパートナーにする。殺し、殺され、だまし、だまされる関係の二人が、お互いの立場に引き裂かれつつ親愛の情で結ばれていくところが、苦み走ったムードの中にほのかに甘い隠し味となった。半人前で泣き虫だけど憎めないC・ランバートの、肝っ玉の小さなチンピラ・キャラクターも楽しい。
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ぐうたらバンザイ!
制作年:
フランスののどかな農村を舞台に、不世出のぐうたら男が巻き起こす抱腹絶倒の笑いを通して、現代をチクリと皮肉る風刺コメディ。生来の怠け者なのに、働き者の女房と結婚してしまったため、10年間も働きずくめにされていた農夫のアレキサンドル。ところが、ある日その女房がポックリ死亡、彼はそれ以来ずっとベッドの中でゆったり過ごすのだが……。
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君に愛の月影を
制作年:
P・ド・ブロカが、伝統的なフランスの田舎の伸びやかな生活に愛着を寄せ、近代文明をチクリと皮肉った佳作。何事も意のままになるアメリカの大富豪ブロデリックは、5番目の妻に生粋のフランス人マリーを選ぶ。彼女に猛然とアタックしたブロデリックは、ついに婚約を成立させてニューヨークに連れていくが、彼女はホームシックにかかってしまい……。
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運転手つき幽霊
制作年:
殺されて幽霊となった二人の男が、あの世に行くまでの間、犯人探しに奮闘するコメディ。大会社の社長フィリップのお抱え運転手として、15年間忠実に務めてきたジョルジュは、いつものように車を出そうとした時、何者かに撃たれてしまう。その24時間後、フィリップも腹心マルティーグの偽装殺人の罠にはまり命を落とす。幽霊となった二人は、あの世に行くまでの48時間の間、残された家族の行動を見に行くことに。ショックを受けている息子セバンチャスを目のあたりにしたフィリップは、自分が殺された事実を伝えようとジョルジュと奮闘す
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女たちのテーブル
制作年:
美しいトスカーナ地方の郊外に住む女ばかりの家族のドラマ。館の主、エレーナは、愛人を作って長い間、家を留守にしている夫に代わって農場を経営している。そこへ、ひょっこり帰って来た夫は急死し、娘は突然結婚する――といったことが次々に起こる。そして女たちは去って行く。エレーナは今までの苦労が無駄に終わったと思い、財産を処分して、この地を離れようとする。そこへ再び集まって来る一家の女たち。名匠モニチェッリが描く、ほのぼのとしたホーム・ドラマ。
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ソフィー・マルソーの愛、革命に生きて
制作年:
18世紀のフランス革命を描いた一大歴史叙事詩。ケルファデック伯爵の息子オーレル、養子のセリーヌ、タルカンは3人仲良く育つ。やがてフランス革命の勃発を機に、タルカンはパリへ、オーレルは新大陸アメリカへと旅立つ。やがて革命後の混乱のなか、3人は再会し、自分が信じる道を進んでいく。
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料理長〈シェフ〉殿、ご用心
制作年:
料理雑誌の出版社を経営するマックスは、大の美食家として知られたが、医師から減食を命じられる。彼は自らの選んだベスト4シェフを集めて王室晩餐会を開いたが、その夜以来、ベスト4シェフが一人また一人と殺されていくのだった……。サスペンス色よりコメディ色の濃厚な作品。
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モスクワの追跡者
制作年:
社会主義時代のロシアを舞台に、KGBに追われる反体制ロック歌手の一派の逃避行を描いたアクション・コメディ。ホテルを経営するブルジョワ男イウリのもとに、パンク歌手のマネージャーをしていることから当局にマークされた甥っ子が転がり込んできた。保守的なイウリは妻に尻をたたかれ、嫌々ながら甥の国外逃亡の手助けをするハメに……。
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フェラーラ物語「金縁の眼鏡」より
制作年:
現代イタリア文学を代表する作家G・バッサーニの小説『金縁の眼鏡』の映画化。P・ノワレが、ユダヤ人の迫害の恐怖に怯え、破滅を望むかのようにハンサムな青年に溺れていく中年男を見事に演じている。第二次大戦前夜、北部イタリアの都市フェラーラ。街には早くもユダヤ人迫害の脅威が迫っている。そのなかで、50がらみの教養ある医師ファディガーティの同性愛関係は人々の知るところとなり、孤独に陥る。一方大学生ダビデは、恋人ノーラの愛を失いながらも不穏な時代に負けずに毅然と生きる。
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フォート・サガン
制作年:
ガルデルの原作をもとにした長編スペクタクル。20世紀初頭、フランスの植民地拡大戦争をバックに、若き士官シャルル・サガンの愛と栄光の日々を描く。サガン役ドパルデューをめぐる二人の女に、マルソー、ドヌーヴの新旧美人女優が扮し、その色香をかけた競演ぶりが見もの。
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フランスの陰謀
制作年:
中近東のある国では軍人が政権を握っていたが、左派のリーダーの存在が目の上のコブ。軍事政権の安定化のためフランスやアメリカの右派グループはリーダーを暗殺すべく、その旧友を操って罠にかける……。目的のためには手段を選ばない非情な政治の世界を豪華キャストで描いたサスペンス。
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フレンチ・コップス
制作年:
花のパリのオマワリさんも人の子。タダ食い、ネコババ、ノゾキにツケ届け、賄賂や罪のモミ消しなどは朝メシ前。ベテランと田舎出の新米警察官がコンビで繰り広げる珍騒動の数々をコメディ・タッチで描く。P・ノワレ、T・レルミットの持ち味を生かした演出がユニークで楽しい。
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ラ・ファミリア
制作年:
1906~87年までの激動のイタリアを背景に、三世代にわたる一家族の人間模様を心優しく、かつコミカルに描いていく大河ドラマ。実験精神の旺盛なエットーレ・スコラ監督は、この作品においても、舞台を家の中だけと限定し、外の世界は窓から見える程度にとどめながらドラマを進行させていく。カメラは住居内を縦横無尽に動きまわり、時代の経過を1ショットで説明してしまう。室内劇という限られた空間を逆に開放感へと導く見事な手法ともいえるだろう。主人公であり、語り部ともなるヴィットリオ・ガスマンの名演をはじめ、出演する名優
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夜ごとの夢 イタリア幻想譚
制作年:
イタリアの文学・脚本界の大御所T・グエッラの3つの短編小説を3人のイタリア新鋭監督が映画化。G・トルナトーレが監督した第1話「青い犬」は、P・ノワレが主演し、犬と老人の何気ない心の交流を描いた作品。小犬にまとわりつかれた犬嫌いの老人アムレートだったが、ある日、犬が消えたことから心配する。しかし、また姿を現した犬を見てアムレートは、複雑な気持ちになる。G・ベルトルッチが監督した「特別な日曜日」は、ドライブ途中に奇妙なカップルを拾った男の一日を描いている。ヴィットリオは、ドライブの途中で、アンナとマルコ
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モーメント・オブ・ラブ
制作年:
ある男が交通事故で死亡。彼には同年輩の友人ガブリエーレと年の離れた愛人シルバーナがいたが、彼女はまだ本当の愛を知らずにいた。実業家であるガブリエーレは彼女の新しいパトロンになりたいと申し出るのだが……。未成熟な主人公が性愛に目覚めていく様子を幻想的に描いた作品。
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パレルモ 血と掟
制作年:
F・ロージが手掛けた、シリアスな人間ドラマ。ニューヨーク市長選に立候補し、麻薬撲滅を掲げるカーマインは、父の故郷シチリアを新婚旅行で訪れた。そこは美しい自然とは裏腹に、麻薬によって繁栄した腐敗の地。麻薬組織の罠にはまった彼は、公約の撤回を余儀なくされる。
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エスピオナージ
制作年:
Y・ブリンナー、H・フォンダ、D・ボガードら世界の大スターの競演によるスパイ・サスペンス。KGB高官がスパイ・リストを手みやげに西側への亡命を申し出た。CIAはこのリストをもとに捜査を開始するが、リスト上の政府要人たちが次々と殺害されはじめた。
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追想〈1975年〉
制作年:
第二次大戦下のフランスの小都市モントバン。ナチス・ドイツの動向に胸騒ぎを感じた医師のジュリアンは、妻と娘を故郷の小村に疎開させる。数日後、村を訪れた彼の前には酸鼻をきわめた光景が広がっていた。射殺された娘、火炎放射器で焼きつくされ、石垣に染みついた黒影と化した妻。ジュリアンは復讐に立ち上がる……。うららかな光を浴びて一家で自転車をこぎ出す幸福なイメージ(シュナイダーのこぼれるような笑顔の魅惑!)と、冷酷非情な復讐鬼と化して火炎放射器を操るジュリアンの姿が対比的に交錯。戦争の無残さを、声にならない痛切な叫びで告発する。温厚な小市民が変貌するさまを、ノワレが好演。
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ニュー・シネマ・パラダイス
制作年:
古き良き時代の映画館を舞台に、映画を愛し映画館に通った人々の人生模様をノスタルジックに描く、製作時29歳のG・トルナトーレ監督の秀作。シチリア島の映画青年サルバトーレは、幼い頃から映画館パラダイス座の映写技師アルフレードを慕い、自分も映写技師となるが、初恋、徴兵と青春時代を駆け抜ける彼に、アルフレードは島を出るように勧める。それから30年後、映画監督となったサルバトーレが、アルフレードの死の知らせを聞いて島に帰ってきた時、パラダイス座は廃館となっていた。フィルムの1コマ1コマに対する映写技師の熱い思いがラスト・シーンに結実する。175分の完全版も公開された。また2005年にはデジタル・リマスター版が公開され話題を呼んだ。
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