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渡邊圭祐×小林亮太×樋之津琳太郎、念願叶い稲葉賀恵と初タッグ 注目作『Yerma イェルマ』挑戦に意気込み

演劇

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小林亮太

樋之津琳太郎

◆渡邊圭祐、初対面で小林亮太の面白さを見抜く!?


舞台『Yerma イェルマ』メインビジュアル 撮影:皆川博
――シアタートラムのような、客席との距離も近い小劇場で舞台に立つにあたっては、現時点ではたとえばどんなことを考えていらっしゃいますか。

渡邊:これまでにもトラムでお芝居を何本か拝見してきましたが、どれもやはり劇場空間の小ささというか濃密さをすごく感じて、その効果からもさらに濃い作品になるような、そんな力がある劇場だなと思っていたんです。その舞台に立つのはプレッシャーももちろんありますが、なんとかしてあそこに立てるくらいの役者になりたいという想いもあり、シンプルに「いい劇場だな、いつか自分も立ちたいな」とずっと思っていたわけなので、今は最高の気分です!

小林:トラムって僕の個人的な感覚ではある種、無機質にも感じる空間なんですが。そこでどの劇団がやるか、どういう作品をやるかによってその都度感じ方が変わるようにも思えて、温かい雰囲気を感じられる時もあれば、役者が提示したものが自分の中に残ったまま劇場を出る時もあったりする。舞台上の呼吸がダイレクトに客席に届くというのは、観る側もですけど、演じる側もあの距離の近さは怖いことなんです。その分、嘘はつけないわけですしね。それだけ俳優が心で感じていることが、直接的にお客様に届く空間だとも思うんです。

あの狭い、密な空間の中で、いかに作品の本質を捉えて、技術的にもいかにお客様に届けるか。そこがとても重要なポイントなんだろうな、とも思っています。

樋之津:舞台に立つ側の視点では今回が初めてなので、まだ語れることはあまりないのですが、昨年『キャプテン・アメイジング』という作品を観に行った時は、周りの観客の方たちが視界に入らないくらいに自分も舞台上の俳優と一体となって没入できる感覚を楽しむ経験ができて。やはりすごく魅力的な劇場だなと思いました。ですので、自分も舞台に立ってお芝居をする時には、あの時のように観客を惹きつけられるようなお芝居ができたらと思っています。

――この三人の関係性についてもお聞きしてみたいのですが、ちなみに小林さんと樋之津さんは所属事務所が一緒なので交流はありそうですよね。

渡邊:あ、そうなんですね?

小林・樋之津:そうなんです(笑)。

渡邊:僕は小林さんとは初めましてですが、樋之津くんとは『女神降臨』という映画で一度共演していまして。この年齢差だというのに一応、同級生をやらせてもらっています(笑)。

樋之津:普通に高校生でしたよ(笑)。

渡邊:ふふふ。当時から、樋之津くんは可愛らしいところがあって、いじりがいのある人だなと思っていたんです。そういう意味では今回、稽古がとても楽しみ。そして今日の取材の様子で、小林さんってちょっと面白そうだなと感じたので(笑)。さらに稽古が楽しくなりそうだ、と勝手に思っています。

小林:早くも伝わりましたか? 良かったです(笑)。

――まさに今が、初めましてだったんですか?

渡邊:はい、まさに。だけど、接しやすそうで安心しました。

小林:そう言っていただけてうれしいです。僕は渡邊さんと言えば『MIU404』でのイメージがすごく強くて。

渡邊:あの時はユーチューバー役でしたね。

小林:でも今日初めてお話ししてみて、こんなに柔らかい印象の方だったんだと新鮮に思っています。やっぱりあの役のイメージだとミステリアスというか、ご自身を出されないような方なのかなと勝手に思っていたので。僕も、稽古が今からとても楽しみです。樋之津とは、一緒にレッスンしたりしていた仲でもあるので。

樋之津:ハイ、そうですよね!

小林:現場でこうやって一緒にいるのが、なんかちょっとヘンな感じなんです(笑)。僕は、同じ事務所の俳優と共演する経験がそんなに多くなくて。しかもこれまで先輩とご一緒することばかりだったから、今回はどういう居方が正解なんだろうなとも思いながら。

――まだ落ち着かない感じなんですね。

小林:ちょっと恥ずかしいような気分になりつつ(笑)。稽古では、きっと僕もすごいダサいところを見せることになるだろうけど、樋之津も全部さらけ出してもらって、いろいろなことに気兼ねなくトライしていける空気にできればいいなと思っています。

――樋之津さんは、この先輩たちと一緒にお仕事をするということに関してはいかがですか。

樋之津:僕も、こうしてガッツリ先輩がたと絡むお仕事は初めてなので、学ぶところがすごく多いだろうなと覚悟しています。渡邊さんからも小林さんからもきっとずっと学んでばかりということになりそうですが、なんとかすべて吸収して自分のものにして、この作品の中で成長し、さらにそれを作品に還元できたらいいなと考えています。

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◆稲葉から託された“各キャラクターに求めるもの”に真摯に向き合う

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【公演概要】

舞台『Yerma イェルマ』
舞台『Yerma イェルマ』メインビジュアル 撮影:皆川聡

『Yerma イェルマ』

◆日程・会場
9月21日〜10月12日:東京・シアタートラム
10月17日・18日:兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
10月31日・11月1日:宮城・多賀城市民会館 大ホール
11月7日・8日:愛知・東海市芸術劇場 大ホール

◆作
オノマリコ

◆構成・演出
稲葉賀恵

◆出演
咲妃みゆ
渡邊圭祐
小林亮太
樋之津琳太郎
大場みなみ
青山祥子
前東美菜子
渡辺いっけい

【公式サイト】https://setagaya-pt.jp/stage/32248/
【公式X】@Yerma_sept
【公式Instagram】@yerma_sept
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