みのすけ&峯村リエ、ナイロン100℃ 50本目の劇団公演に感慨「このメンツでしかできないことを」【『管理人ご夫妻』インタビュー】
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みのすけ
――今回の新作のヒントをもう少し、お聞きしたいところですが。舞台となる年代としては。
峯村:1970年代です。
みのすけ:場所としては東京郊外のアパートで。
峯村:そのアパートの管理人をしているのが、私たちってことですね。
みのすけ:そうです。そしてテイストとしては今回は“ど・ナンセンス”な作品ではないということと。あと“ノワール”だと。
峯村:そう、“ノワール”的な要素があるらしいんです。
みのすけ:ちょっとヨーロピアンというか、退廃的な感じなのかな。
峯村:KERAさんの作品、全体的に言えることだけどいわゆる“ド派手!”みたいな作品ってあまりないですからね。だから今回もちょっとくすんだような、モノクロ要素が多い感じなのかしら……と、勝手に予想します(笑)。
――でも“ノワール”と言っていても、やはり笑えるものにはなるんでしょうね。
峯村:なるんでしょうね(笑)。だけど「ここが面白いところですよー」みたいな感じではなく、くすぐるような感じなんじゃないかしら、とは思っています。
――峯村さんの予想としては(笑)。
峯村:あくまでも、私の予想です(笑)。でも私が予想すると大概、全然違うものになりがちなんですけどね。
みのすけ:最終的になんだかものすごく、いい話とかもやりたいけどなあ。
峯村:あ、それは絶対違うよ、きっと(笑)。
――みのすけさんは、いい話がやりたいんですか?
みのすけ:やりたいですね。
峯村:この間のケムリ研究室の『サボテンの微笑み』(2026年)も最終的になんかわからないけど希望を感じる気持ちになる、いい話じゃなかった?
みのすけ:不器用な兄妹の話だったけど、とてもいい話で。
峯村:最後、結局は幸せなんだ、みたいな展開だったから。と、いうことは今回はきっと違うんじゃないかと思う……。
――ハッピーな方向に今回はいかないだろう、と?
峯村:予想します(笑)。
みのすけ:リエちゃんの希望としては、どんなのがいいの?
峯村:希望か……。私は今、“ノワール”がとても自分の中で気に入っているので。
みのすけ:気に入ってるんだ(笑)。
峯村:フランス映画的な、ちょっと素敵で、ちょっとミステリアスなイメージでね。だって、いろいろな住人たちと、その人たちにまつわる人が出てくるわけでしょ? で、あればちょっとだけ謎な、ミステリアスな感じがあってほしいな、なんて思っています。
みのすけ:でも、それを演じる今回のメンツを考えるだけでも、ちょっとウキウキしない? 客演の方も含めて、この顔ぶれがアパートに住んでいたとしたら、それは面白いことになるだろうと思いますね。
峯村:野間口(徹)くんなんて、ただ歩いているだけできっと「犯人?」とか思ってしまいそう(笑)。
みのすけ:まだなんの事件も起こっていなくても「犯人かも?」ってね(笑)。
峯村:新谷真弓さんと根本宗子さんという、ちょっとなんか裏がありそうな役が似合う女優さんが二人もいるから、この二人の関係にも期待しています。
みのすけ:うん。変わり者の姉妹とか演じてもらいたいなあ(笑)。こうやって、それぞれのキャラクターの関係を漠然と考えるだけでも楽しいよね。
◆劇団公演はチャレンジ精神が強い みのすけ「このメンツでしかできないことをやる」
【公演概要】
ナイロン100℃ 50th SESSION『管理人ご夫妻』
出演:みのすけ 峯村リエ 三宅弘城 新谷真弓 廣川三憲 村岡希美 吉増裕士 水野小論 小園茉奈 大石将弘/
野間口徹 根本宗子 長谷川朝晴 土田英生
【東京公演】2026年9月5日(土)〜9月27日(日) 下北沢 本多劇場
【岐阜公演】2026年10月2日(金)〜3日(土)可児市文化創造センター ala 主劇場
【兵庫公演】2026年10月10日(土)〜11日(日)兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
公式HP:https://www.cubeinc.co.jp/archives/theater/nylon50th