フライングシアター自由劇場『ヴォイツェック』メインビジュアル公開 藤原季節・串田十二夜らからコメントも
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<串田和美>
自分が演劇を始めて、長い年月が経ちますが、その間、随分初期の頃から絶えず、ゲオルク・ビュヒナーの書いた『ヴォイツェック』というお芝居が、自分の近辺を、まるで何かを期待しているかのように、付かず離れずしておりました。古い演劇仲間たちからも、時々「あれ? ヴォイツェックまだ演らないの?」「あれ? 演ってなかったっけ?」などと言われます。で、とうとう『ヴォイツェック』を創ります。追い詰められた、狂人の脳内の話です。実在しないような、奇妙な“見せ物小屋”の中で繰り広げられる芝居になると思います。フライングシアター自由劇場に初出演の藤原季節と常連の串田十二夜が、主人公ヴォイツェックを演じます。公演毎に交互に演じます。きっと同じようには演じないでしょう。つまり2種類の作品が生まれることになります。その他の演者たちも2種類のキャラクターを創らなければならないことになります。
これはもう皆さん、WバージョンとZバージョン、両方見ないわけにはいかないでしょう。これはもう私、串田和美は出演はせずに、演出に専念せざるを得ないでしょう。
いえいえ、私は今、非常にウズウズしております!! ハリキッテおります!! 是非、是非ご期待ください!!!!!!
<藤原季節>
フライングシアター自由劇場のステージに立つ俳優さん達は皆とても愉快に見えます。台詞や演出というものがありながら、なぜあれほど自由に心を解放できるのか、ずっと不思議でした。演劇の秘密が知りたい、人生を楽しむ秘密が知りたいと、串田和美さんの作る物語を見ながら思っていました。そんな中「ヴォイツェック」のオファーは願ってもないチャンスでした。あの苛酷な、未完の戯曲がどんな劇になり何を伝えられるのか、今からワクワクが止まりません。
Wキャストの串田十二夜くんは演劇界に現れた超新星で、自由でエネルギッシュで美しくて愉快な青年です。朗読劇でご一緒した時に、ぬいぐるみの犬を抱き抱えただけで、途端に犬が尻尾を振り出してぬいぐるみに命が宿るのを目の当たりにして、恐怖にも似た感動を覚えました。どちらのヴォイツェックも是非見ていただきたいです。
十九歳の夏、初めて芝居をやった時と同じ高揚感がいま僕を包んでいます。
宜しくお願いします。
<串田十二夜>
世界中で愛され、上演され続けてきた『ヴォイツェック』に参加できることを、とても嬉しく思っています。まだ自分にとって未知な部分も多い作品ですが、これからの稽古を通してどんな景色に出会えるのか、今から楽しみです!
Wキャストの皆さんをはじめ、カンパニーの皆様とのコミュニケーションを大切にしながら、全員で一丸となって作品を育てていきたいと思っています。
劇場で皆様にお会いできる日を、心より楽しみにしています。
【公演概要】
舞台『ヴォイツェック』
ゲオルク・ビューヒナー
<上演台本(浅野利昭訳による)・演出・美術>
串田和美
<音楽・演奏>
太田惠資(VIOLIN/VOICE)
<出演>
藤原季節/串田十二夜 (ヴォイツェック役・Wキャスト)
大空ゆうひ/宮下今日子 (マリー役・Wキャスト)
島地保武 まりあ 新垣亘平 菅沼旭人 内田紳一郎 大森博史
<スタッフ>
照明:齋藤茂男
音響:市來邦比古
映像:栗山聡之
舞台監督:矢島健
演出助手:山田朋佳
衣裳進行:中野かおる
宣伝美術:八十島博明
宣伝画:串田和美
票券/当日運営:白石佳穂
制作協力:大森晴香(SET)
制作部:臼田菜南
カンパニープロデューサー:串田明緒
企画製作:フライングシアター自由劇場
提携:公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団
主催:(有)自由劇場
<日程・会場>
11月20日〜29日吉祥寺シアター
<公演ページ>
https://www.k-jiyugekijo.com/woyzeck