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『キングダム』王騎・大沢たかおの役作り伝説! 20㎏増量で衣装作り直し4回!? <今夜金ローで最新作放送>

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■“王騎”になるため20㎏増量! 大沢たかおの肉体vs大将軍の鎧

 王騎といえば、肩当てが大きくサイドに張り出した独特な鎧が特徴的。方から上腕は肌が露出するデザインだが、その“太さ”がはんぱない。まさに、原作マンガに登場するままの見た目だ。


 大沢たかおはこの姿を再現するために、第1~2作目までに過酷なトレーニングを実施。20kgほど増量する肉体改造を行ったことを、プロデューサーの松橋真三氏がインタビューにて明かしている。大沢の体がどんどん仕上がっていくため、サイズ計測→衣装作成→衣装合わせという流れの間に大沢の体のサイズが変わってしまうというトラブルが発生。最終的に、あの独特な鎧は4度も作り直されたという。大沢の努力も衣装部のこだわりもすごい。

 松橋Pは「王騎が王宮の間に入ってくる時に、大沢さんがあそこまで体を作り込んでくることで、その場にいるキャストたちは衝撃を受けるわけです。“自分もちゃんとやらなきゃいけない”とさらに気合が入ります。現場を引っ張っていたのはもちろん主役の山崎さんですが、それを周りからピリッと支えているのは大沢さんでした」(※1)と振り返っている。カメラが回る前から、完全に“王騎”だったことが感じられる。

■王騎はほぼ1発撮り! 大沢たかお自身も「つかんだ時はない」

 見た目はもちろんのこと、マンガでは「これ実写になったらどうなるんだろう…」と想像もできなかった王騎の笑い方やしゃべり方も見事再現した大沢たかお。マンガでは「ココココ」「ンォフゥ」などと書かれている王騎のかなり独特な笑い方も、「あ、これが正解だ」と思わせる説得力があった。


 しかし大沢自身は、王騎というキャラクターを「つかんだ時はない」(※2)とインタビューで語っている。しかもその現場はリハーサルもほとんどしないそうで、ほぼ1発撮りで進んでいったそう。大沢は「自分ではベストを尽くしているけど、 正解か不正解かはずっと分からない」という感覚だったことを明かしている。

 ほぼ1発撮りで生まれた王騎について「他の役者さんやカメラ、照明、もちろん監督含めて、みんなが作ってくれた王騎だと思います。自分の考えた王騎を100倍豊かにしてくれたのはチームだし、他のキャストだと思いますから」という大沢。最新作『大将軍の帰還』は、そんな『キングダム』チームが作り上げた王騎の集大成をたっぷりと堪能できる。


 映画『キングダム 大将軍の帰還』は、『金曜ロードショー』(日本テレビ系)にて7月11日19時56分放送。

引用:映画『キングダム』公式インスタグラム(@kingdom_movie)
※1 『キングダム』王騎役・大沢たかお、肉体改造しすぎて衣装を4回作り直し! シネマトゥデイ
https://www.cinematoday.jp/news/N0138336(参照 2023‐8‐3)
※2 大沢たかお「もがき続けた8年間でした」 『キングダム』王騎と歩んだ軌跡をたどる クランクイン!
https://www.crank-in.net/interview/149354/1(参照 2024‐7‐12)

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