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“漫画の神様”から“放送作家の先駆者”まで 『あんぱん』登場キャラのモデルとは?

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(左から)『あんぱん』に出演している眞栄田郷敦、大森元貴、久保史緒里
(左から)『あんぱん』に出演している眞栄田郷敦、大森元貴、久保史緒里 クランクイン!

 物語も佳境を迎え、ますます視聴者の注目を集めているのが連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合)。『アンパンマン』の産みの親でもある漫画家で絵本作家のやなせたかしさんと妻の小松暢さんをモデルに、2人の半生を描く本作には、実在の人物をモデルにしたキャラクターが多数登場。ここでは、会社員を辞めて漫画家として独立した嵩(北村匠海)が出会ったキーパーソンたちにスポットを当ててみたい。

【写真】そのモデルとは? 大森元貴、眞栄田郷敦、久保史緒里が演じるキャラたち

■いせたくや(大森元貴)→いずみたくさん


 第91回に学ラン姿で初登場したのは、Mrs. GREEN APPLEの大森元貴が演じている作曲家のいせたくや。演劇学校出身で、タクシー運転手を経てプロの音楽家に転身。音楽担当として携わったミュージカル『見上げてごらん夜の星を』の舞台美術を嵩に依頼する。そして嵩の書いた詩にメロディをつけて楽曲化した『手のひらを太陽に』はテレビでも放送されヒット曲となる。

 嵩がマルチクリエイターとして活躍するきっかけを作ったたくやのモデルとされているのは、歌謡曲からCMソング、交響曲まで手がけた作曲家のいずみたくさん。いずみさんは、坂本九さん歌唱の「見上げてごらん夜の星を」やテレビアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(フジテレビ系)の主題歌、ドリフターズも歌唱した「いい湯だな」など数々のポピュラー音楽を作曲。さらにテレビアニメ『それいけ!アンパンマン』(日本テレビ系)のオープニングテーマ『アンパンマンのマーチ』をはじめ、同作品のエンディングテーマや挿入歌も手がけている。

■六原永輔(藤堂日向)→永六輔さん

 若手俳優、藤堂日向が演じた気鋭の演出家・六原永輔は第98回に初登場。ミュージカル『見上げてごらん夜の星を』の舞台美術を嵩に依頼すべく、柳井家を訪れると、出迎えたのぶ(今田美桜)、蘭子(河合優実)、メイコ(原菜乃華)の三姉妹を見て、朗らかな口調で「いや〜お美しい! お美しい、お美しい、お美しいの三拍子!」と笑顔で絶賛。かと思うと稽古場を訪れた嵩には初対面にも関わらず「あなたも! このミュージカルに一切を捨てて取り組んでください!」と迫力満点に詰め寄る。

 そんなクセの強い永輔のモデルとなったのは、坂本九さんが歌い国際的な大ヒット曲となった「上を向いて歩こう」の作詞者としても知られる永六輔さん。テレビ草創期を放送作家として支えた永さんはNHKの音楽バラエティ番組『夢であいましょう』などの人気番組を多数手がけたほか作家としても活躍。1994年の「大往生」は200万部を超える大ベストセラーとなった。またラジオパーソナリティとしても知られている。

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眞栄田郷敦、久保史緒里が演じるキャラ、その偉大なモデルは?

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『あんぱん』公式インスタグラム

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