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“子役” から “俳優” への成長、濱田龍臣と加藤清史郎に見る

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加藤清史郎

濱田龍臣

 一方、現在13歳の加藤清史郎は、濱田と似た道のりを歩んでいる。2009年、NHK大河ドラマ『天地人』で妻夫木聡演じる直江兼続の幼少期を務め、視聴者から「あの子役は誰?」という問い合わせが殺到。続く2011年公開の三池崇史監督映画『忍たま乱太郎』では実写映画初主演を果たした。さらにトヨタ自動車のCM『こども店長』シリーズではお茶の間の人気を独占、現在は実弟の憲史郎が二代目を受け継いでいる。

 加藤の魅力は、飾らない素朴な親しみやすさ。ちょっぴり舌ったらずなハスキーボイス、思わずホッペを掴みたくなる愛嬌のある顔立ち。歌手デビュー曲『かつおぶしだよ人生は』をキュートに歌いこなすその姿は、癒し系の小動物のようだった。

 ところが、ここ最近は、活動の場をミュージカルの舞台へと移し、『レ・ミゼラブル』などの名作に出演しながら日々スキルを磨いている。2月には市川海老蔵・中村獅童出演、宮藤官九郎脚本、三池監督の超豪華タッグで上演された『六本木歌舞伎「地球投五郎宇宙荒事」』に出演。新境地に怯むことなく堂々と挑んだ。

 子役から俳優へのステップアップは、本人や家族、スタッフの努力もさることながら、思春期に必ず訪れる心や体の変化にも大きく左右される。この2人にも当然、難しい時期はあっただろうが、画面を通して見る限り将来の不安よりも期待感でいっぱいだ。(文:坂田正樹)

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