2016年、押さえておきたい3つの注目ワード! 任天堂&カドカワに新たな動き!

「一年の計は元旦にあり」ということわざがあるように、1年間の計画や目標を設計する人が多い年初め。目標を定める上で社会的な動きを気にする人も多いのではないだろうか?そこで、今回は2016年から始まる新しい動き、注目ワードを3つ紹介したい。
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最初に紹介するのは、ネットの高校「N高校」の開校だ。2016年4月、カドカワ株式会社は通信制高校「N高等学校」を開校する。本校舎は沖縄県うるま市に置くものの、授業はインターネット上で受講。修了者には高校の卒業資格が授与される。
「N高校」の大きな特徴は、通常授業以外にもさまざまな課外授業を、追加料金なしで受講できること。傘下のドワンゴによるプログラミング授業、現役の作家・クリエイター・編集者による創作授業、自治体と連携した職業体験などが計画されている。この課外授業だけでもお金を払って受けたい、という大人の反応も多い。
また、カドカワ側では『月刊コミック電撃大王』などの自社媒体において、「N高校」を題材にしたマンガなどのコンテンツを展開する予定。従来の通信制高校の範疇にとどまらない、より双方向なコミュニケーションが期待されている。初年度の定員は1万人。どれだけの生徒が集まり、そしてここからどんな人材が巣立っていくのか、注目だ。