『グレイズ』『キャッスル』…大ヒット海外ドラマの人気女優、意外な素顔とは?

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仕事に恋にオシャレに…と、女性の憧れを体現しているかのように輝いている海外ドラマの主人公たち。ファンにとっては、シーズンを追うごとに、主人公たちを演じている女優そのものが、キャラクターのように感じられてくるものだが、そんな女優たちもプライベートでは意外な一面も持っていたりする。
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敏腕弁護士でロースクールのカリスマ教授でもあるアナリーズ・キーティングが、学生たちとともに型破りな方法で無罪を勝ち取っていく『殺人を無罪にする方法』。主人公のアナリーズ・キーティングは、自信家で時に冷酷非道な“デキル女”だ。しかし、そんな彼女を演じるヴィオラ・デイヴィスは、明るく気さくな人物として知られている。
映画『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』で第84回アカデミー賞主演女優賞にノミネート、『Fences』ではトニー賞演劇主演女優賞を受賞するなど、輝かしい経歴を誇るヴィオラは、2015年の9月に行われた第67回エミー賞で主演女優賞を受賞し、アフリカ系アメリカ人初となる快挙を成し遂げた。近年、アカデミー賞の受賞者が全員白人であったことから、多様性が失われつつあると指摘されている業界で、ヴィオラの受賞はとても大きな意味を持った。受賞時、彼女は「黒人の女性にもチャンスがあるということを忘れないで欲しいんです」とスピーチを行い、各方面から共感と称賛を呼んだ。また、私生活では、2003年に俳優のジュリアス・テノンと結婚。2人の子どもを育てるママでもある。
外科医たちがキャリアや恋に悩みながら成長していく姿を描いた大人気シリーズ『グレイズ・アナトミー』の主人公メレディス・グレイを演じるエレン・ポンピオは、実は遅咲きの女優。日本でもその名を広く知られていることから、順風満帆な女優人生を歩んでいると思われがちだが、2005年、エレンが35歳の時に本作の主演に抜擢されるまでは、大きなヒット作がなく、不遇の時代を送っていた。そんなエレンは私生活では2007年に音楽プロデューサーのクリス・アイヴェリーと結婚。プライベートに関しては秘密主義で、この結婚もニューヨーク市庁舎で極秘に行われたほどだ。2009年に第1子を出産。2014年には代理出産を経て、2児の母親となった。ハードな撮影をこなしながらも、家族との時間を大切にしており、役と同様に“仕事も家庭の事もあきらめない”を貫くパワフルな女性だ。