令和元年、“時代劇ブーム”の予感!? 『居眠り磐音』を皮切りに時代劇映画が続々公開
一時の勢いはなくなったと思われていた時代劇だが、平成から令和への変わり目に魅力的な新作の公開が相次ぎ、再び脚光を浴びつつある。時代劇映画の年間公開本数はここ数年4本前後だったのが、2019年には8本と一気に倍増。5月に令和元年に入ってからは、5月17日公開の『居眠り磐音』を皮切りに4作品が年内に公開される。
【写真】松坂桃李が初めて時代劇に挑戦『居眠り磐音』フォトギャラリー
かつて時代劇がブームだったのは昭和の時代。テレビ各局で『水戸黄門』『銭形平次』『必殺仕事人』『暴れん坊将軍』『遠山の金さん』など家族で楽しめる作品が数多く放送され、特に1970年前後はテレビ時代劇の黄金期を迎えた。しかし平成に入ると視聴者の世代交代につれて時代劇離れが進み、2011年には42年間続いた『水戸黄門』シリーズが終了するなど、放送が減っていった。
そんな時代劇が、幅広い世代の楽しめる娯楽作品として、ときならぬ再ブームの兆しを見せている。映画では2019年に入って既に『映画刀剣乱舞』『闇の歯車』『サムライマラソン』『多十郎殉愛記』が平成最後の4カ月間で公開。そして令和初の時代劇作品『居眠り磐音』の公開まであと1週間ということで、これから公開される令和元年注目の時代劇映画を見ていこう。
■『居眠り磐音』(5月17日公開) 老若男女楽しめる時代劇
令和元年初の時代劇作品、松坂桃李初の時代劇主演作、佐伯泰英作品初の映画化と、初めて尽くしの本作。松坂演じる主人公・磐音は、人情に厚く礼節を重んじ、お人よしで春風のように穏やかな性格。現代の日本人が忘れてしまった古き良き時代の心を持つ新時代のヒーロー像が描かれている。正統派時代劇でありながら、磐音の魅力的な人柄や、江戸下町の人々の交流、おこん(木村文乃)や奈緒(芳根京子)との恋模様も必見で、老若男女問わず楽しめる作品となっている。
■『武蔵-むさし-』(5月25日公開) オールロケ撮影のリアルな映像美
『武蔵-むさし-』 (C)2019 三上康雄事務所
史実に基づく「本物の武蔵」を描く本格正統時代劇映画。巌流佐々木小次郎役の松平健、武蔵役の細田善彦ら豪華キャストでも話題となっている。監督は『蠢動‐しゅんどう‐』で国内外で絶賛された三上康雄。オールロケで撮影された映像美、迫力満点の本格的な殺陣シーンはぜひ映画館で楽しみたい。
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