クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

『最愛』考察さらにヒートアップ! 最終回前に“3つの未解決の謎”を総ざらい

ドラマ

関連 :

吉高由里子

井浦新

松下洸平

薬師丸ひろ子

及川光博

田中みな実

酒向芳

高橋文哉

光石研

岡山天音

【ポイントその2】渡辺昭は他殺か事故か? 赤いペンを巡り怪しい人物が続出

 2006年に姿を消した康介の行方を追っていたのが彼の父・昭(酒向芳)だ。昭は康介の失踪直後から警察に通報するより先に独自の捜査を開始。大輝や藤井が在籍していた大学で聞き込みをしたり、陸上部の寮に姿を見せて当時高校生だった梨央にも康介の行方を問い詰めている。

金曜ドラマ『最愛』より (C)TBS
 そんな昭は2021年、康介の白骨遺体が発見されたのとほぼ同時期に、都内の芝池公園内の西側の池から遺体となって発見される。劇中では事件当日に付近の防犯カメラに映っていた梨央の弟・優(高橋文哉)が重要参考人として浮上。第5話のラストで優は警察に身柄を押さえられ、第6話では事情聴取に応じることに。そこで明らかになったのは、芝池公園内でトラブルが発生し優が昭の首を絞めてしまったことと、首を絞められた昭が公園の東側の池に転落したこと。また第6話の後半では目撃者が登場したことから、昭が息を吹き返し、転落した東側の池から地上に這い上がってきたことも判明。そのため傷害致死の疑いで逮捕された優は、不起訴処分となり釈放されるのだった。

金曜ドラマ『最愛』より (C)TBS
 優の起訴は免れたものの、謎は残されている。昭の遺体が発見されたのは公園西側の池。また発見された昭の遺体には、頸部に圧迫痕があり、後頭部には挫創が残されている。頸部の圧迫痕は優のつけたものとして、後頭部の挫創が意味するものは何か? そして息を吹き返し東側の池から這い出した昭を西側の池に沈めたのは一体誰か? この謎について考える上で見逃せないのは、西側の池から遺体と共に発見された“赤いペン”。この赤いペンは、梨央の母で真田ホールディングス社長の梓(薬師丸ひろ子)が作らせた特注品で、この世に5本しか存在しない。第8話の終盤では、赤いペンの持ち主が明らかになり、その中に加瀬(井浦新)がいたことから加瀬犯人説が浮上したものの、第9話では加瀬がペンを現在も手元に持っていることが明らかに。しかしペンを作った張本人で所有者の1人だった梓がペンを紛失していることが判明。さらに梓には事件当日のアリバイがないことも発覚したことから、この事件に梓が関わっているという疑惑はなかなか拭いされない。

 一方、第9話では、そんな梓と富山県警の藤井が接触を図っていた可能性を示唆する描写も。これまで接点がなかったはずの梓と藤井にどんな繋がりがあるのかも最終回の注目ポイントだ。

2ページ(全3ページ中)

この記事の写真を見る

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る