広末涼子、葛藤や失敗あった過去も「後悔はない」 ポジティブ思考の秘けつとは
――10代からポジティブさや自然体な雰囲気が変わらないですが、その秘けつは何ですか。
広末:自己肯定感ですかね。自分を好きでいること、自分を信じられることは、夢に向かって頑張る力になるだけでなく、人に優しくできたり、挫折したとき、落ち込んだとき、壁にぶち当たったときでも、乗り越えられる力になると思うんです。
それは子育てでも大事にしていることで、長子の時は、とにかくほめて育てるようにしていました。でも、教えなきゃいけないことや叱らなきゃいけないタイミングが何歳なのかと悩んだり、ほめることと甘やかすことの境目はどこなんだろうと迷ったりすることはあって。子どもを3人見てきましたが、結局、年齢でも性別でもなく、ひとりひとりの個性に合わせたタイミングってあるんですよね。だから、私は「自己肯定感=愛情表現」だと考えて、「愛されている」という確信が持てるような子育てをしたいと思っていますし、それが彼らの自己肯定感につながれば、生きていける強さを身につけられると思います。
――10代、20代の頃のご自身に送りたい言葉があれば教えてください。
広末:私自身、失敗がなかった人生ではないし、自分の選択が正しいことばかりではなかったと思いますが、100%全力だったから後悔はないんです。10代、20代、たくさん葛藤しつつも突っ走ってきたことは間違ってはいなかったし、無意味ではなかったと思うので、その時代の自分に言うとしたら、「頑張って走り続けなさい」ですかね 。
でも当時もうちょっと立ち止まっていたら、少し違った今だったかもしれない(笑)。10代、20代は立ち止まれない時期だし、私は楽観的な半面、不安になると余計に動いてしまうタイプなのかもしれないですね。(文:田幸和歌子 写真:ヨシダヤスシ)