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今田美桜、仲間の大切さを再認識 人見知りでもコミュニケーションを積極的に

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■もしも“バズ”のような上司を持ったらどうする?



 バズは、経験豊かで勇敢で責任感の強いスペース・レンジャー。決して、仲間のことを軽んじているわけではないのだが、その責任感の強さゆえに、部下である新人のスペース・レンジャーや若いイジーたちに対しても「私がやる!」「手を出すな!」となかなか仕事を任せようとしない。

 もしも、今田が会社でバズのような上司を持ったら、どのようにコミュニケーションを図るのか? “責任感が強すぎて何でも自分でやってしまうバズ部長”の攻略法を尋ねてみると「どうするでしょうねぇ…(笑)。確かに、何でもできちゃうから『一人でやった方が早い』という部分はあるんでしょうけど。私も新入社員の役は何度かやらせていただいたことがありますが、やる気はすごくあるのに、なかなか仕事を任せてもらえなかったり、“働き方改革”の影響で新人は残業なしで早く帰り、その分は上司がやらなくちゃいけなくて…みたいな話も聞いたことがあります」とうなずきつつ、こちらから相手に心を開くことの大切さを口にする。

 「バズが心を開いてくれたのは、まずイジーが心を開いていたからだと思うんですよね。弱い部分、できない部分をきちんと見せる。お互いに相手のことが分からなくて、探り合う部分もあると思いますけど、こっちがオープンになったほうが、相手も入ってきやすいだろうなと思いますね」。


 改めて本作について「アトラクションに乗っている感覚になる映画」と語り、特にお気に入りのシーンについて「バズを助けるために、イジーが船から船へと宇宙空間を移動するシーンがあるんですけど、周りは星だけで、(聞こえるのはイジーの)呼吸のみで、イジーと(猫型友だちロボットの)ソックスだけが進んでいく。静かなのに迫力がすごくてドキドキしました!」と興奮した面持ちで語る。

 加えて「『バズってこんな人だったんだ?』 『バズでもこんなことを思うんだ?』といったバズの人間らしさが見えるのは、この映画ならではだと思うし、そこに勇気ももらえました。イジーは勇敢で、ちょっと背伸びしたジュニア・パトロールですが、弱い部分や苦手な部分を補い合って、みんなで成長していく。仲間ってこんなにすてきなんだということを感じてもらいたいです!」。(取材・文:黒豆直樹 写真:小川遼)

 映画『バズ・ライトイヤー』は公開中。

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