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櫻坂46・二期生が明かす、“同期でありながら気まずい関係”が変わったきっかけ<井上梨名・大沼晶保・守屋麗奈インタビュー>

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井上梨名

大沼晶保

守屋麗奈

■悔しさもバネにした改名からの2年


井上梨名
――改名からの2年弱で二期生がフィーチャーされる場面が増え、ソロ仕事が増加するなど、環境が激変しました。時間の使い方なども変わったと思いますが、環境の変化によりつらかった場面はありましたか?

井上:つらいと思ったことはないです。私は“無”の方が嫌なので、今の方がうれしいです。体力面で「ちょっと疲れてきたかも…」と感じるときはありますけど、お仕事の面でのつらさはなくて。コロナ禍で物事が進まなかった時期や、表題曲のメンバーへ入れなくて自分自身で「うまく行っていない」と思った時期のつらさはありましたけど、ライブや制作、テレビ番組やラジオといろいろなことに挑戦できているので充実しています。

守屋:どのお仕事も楽しいので、私もつらさはないです。いろいろなお仕事が重なり、ライブの振り入れが追いつかずに焦っていたとき、メンバーやスタッフさんが「大丈夫? 無理しないでね」と声を掛けてくれたときは救われました。あと、一期生さんに救われた思い出もあって。2ndシングル「BAN」のMV撮影で、うまく踊れずに泣いちゃったときがあったんです。そのときに(小林)由依さんが「間違えたところは使われないから大丈夫!」と言ってくださって、気持ちも楽になったし、その後の撮影も頑張れました。

守屋麗奈
大沼:私は、表題曲のフォーメーション発表日です。応援してくださるファンの方々に対して…(言葉を詰まらせる)。お仕事でつらいと思ったことはなくて、毎回、幸せだと思っているんです。でも、シングルのフォーメーション発表日は…。(涙をこらえながら)メンバーは尊敬しているし、憧れの存在なので悔しいと思ったことはなくて、自分自身の足りない部分に悩んだりとか…。メンバーに救われると麗奈も言っていましたけど、フォーメーション発表日に表題曲へ選ばれず落ち込む私を励ましてくれるし、翌日からは明るく頑張れます。

井上:私も表題曲に入ったり入らなかったりを繰り返しているし、同じ気持ちかは分からないけど、表題曲のメンバーに入れるかどうかで、テレビ番組に出られるかどうかが決まるし、(表題曲入りしたメンバーとは)何か違うんだろうって…。メンバーに対する悔しさではなく、応援してくださる方への申し訳なさというか、どうすればいいのかという自分に対する悔しさはありました。

大沼晶保
――悔しさもあった改名からの2年弱で、それぞれ成長した部分は?

井上:自分1人でじっくり考える時間が増えました。新しいモノを作っていく段階で「自分はどうしたらいいのかな」とか「今の自分に何ができるかな」とか。ラジオ番組『櫻坂46 こちら有楽町星空放送局』(ニッポン放送/毎週日曜23時)のメインパーソナリティを一期生の尾関(梨香)さんから継いだときも、番組を通して「何をしたいのか」と考えたんです。先輩方が作ってきた雰囲気の良さもあるけど、私が担当することで「何が変わって、櫻坂46をどう伝えていけるんだろう」と考えたりしています。

守屋:改名前と比べたら、積極的になれたと思います。以前は、テレビ番組へ出演したときに「これを言っても…」と思ってしまい、発言のタイミングを失うときがあったんです。でも、今は深く考え過ぎずに「言ってみようか」と考えられるようになりました。

大沼:イメージにないと思いますけど、極度の恥ずかしがり屋で…(苦笑)。学生時代は、授業中の挙手を鏡の前で練習するほどだったんです。いい意味で、みんなに笑われることも多かったんですけど、グループへの加入後は、『そこ曲がったら、櫻坂?』(テレビ東京/毎週日曜24時35分)の収録で恥ずかしさを捨てられるようになりました。自分をさらけ出すではないけど「恥ずかしいけど、やっちゃえ。笑ってくれるならいいや!」みたいな(笑)。恥ずかしさは今もありますけど、自分の殻を破れているかなって思います。

【インタビュー後編を読む】櫻坂46・二期生が語る、相次ぐ先輩メンバー卒業への思い「甘えてばかりはいられない」

(取材・文:カネコシュウヘイ 写真:上野留加)

 櫻坂46、1stアルバム『As you know?』は発売中。

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