『ウルトラマンブレーザー』蕨野友也、「ウルトラマン」への想いと「俺が行く。」に込められた真意を語る
――改めて、撮影について心がけたことなどお伺いできればと思います。
蕨野:僕たち「SKaRD」はプロフェッショナルが集まった集団です。ですから、演じる役者もその気持ちが根底にないといけないと思ってます。役者が「プロフェッショナル」であることを忘れずにいないと、緩んでしまうというか。その役でいるために自分がどうしたらいいのかというのは、常に考えながら取り組みました。
『ウルトラマンブレーザー』場面写真 (C)円谷プロ (C)ウルトラマンブレーザー製作委員会・テレビ東京
――共演者の方々との協力で生まれるものもありますよね。
蕨野:あります。役者だけでなく、監督やスタッフのみなさんが作ってくれる雰囲気、技術的な面でいえばセットや美術に僕たちはすごく助けられています。色々な方たちの力で僕たちはこの『ウルトラマンブレーザー』という世界に飛び込ませてもらっているのでとても感謝しています。
蕨野友也
――最後に、本作の見どころをお願いします。
蕨野:本作の世界では日常的に怪獣が出現します。そんな世界でウルトラマンブレーザーに頼るだけではなく、“自分たちの力で何かを切り開けるのではないか”と考えることがとても大事だとこの作品を通じて感じました。また、大きなテーマとして掲げられている「コミュニケーション」の“難しさ”と“どう理解し合って一緒に前へ進むのか” がしっかりと描かれています。最後までご期待ください。
(取材・文:中筋啓 写真:小川遼)
『ウルトラマンブレーザー』は、テレビ東京系にて7月8日より毎週土曜9時放送開始。