Snow Man・目黒蓮、連ドラ単独初主演にも気負わず 期待集まる現状には「長くは続かないと思ってる」
初の連ドラ単独主演についての思いを聞くと、「あんまり、主演だからこうしないとっていうのはない」ときっぱり。「『わたしの幸せな結婚』でもそうだったんですけど、まだまだ自分には学ぶことがあるので、学びに行くっていう感じです。とにかく一生懸命やればいいかなと」と気負いはない。「一生懸命やって、それを誰かが見てくれていて上がっていくかもしれないし、とにかく自分は一生懸命やるだけですね」。
過去の作品で共演した座長の姿から学んだことを尋ねると、「(『教場II』で共演した)木村(拓哉)さんは現場でずっと風間教官のままでいらっしゃいました。(ドラマ後)何かの番組でSnow Manと木村さんで共演させていただくときに、楽屋へ挨拶に行かせていただくと、ドラマの現場の木村さんとは全然違ったんです。風間教官の木村さんしか知らなかったので、普段違うんだってことを知って、『あ! ということは、ずっと現場に風間教官でいてくださったんだな』と気づきました」と、共演者が演技に集中できるようにとの木村の気配りに感動したと振り返る。
また「(映画『月の満ち欠け』で共演した)大泉(洋)さんも、監督さんと細かい部分まで“ここはこうじゃないかな?”とずっとお話をされていて。そういう姿をたくさん見て、勉強になったし、大事だなと感じたので、自分ももし迷ったり、腑に落ちてないことがあったりしたときには、先輩たちはああしていたな、大泉さんみたいに監督としっかり話に行ったほうがいいなと思っています」。
俳優としての評価も急上昇し、周囲からの期待も集まる現状には、「あんまり続くものでもないなって思っている」との意外な答えが。「いろいろやらせてもらえている今は精一杯頑張りたいなとは思っています。もちろん今回演じるハルと同じく、常に上を目指していく、その気持ちは持っています。自分にもこの先の目標がたくさんあるし、その目標は達成するって決めているんですけど、周りの人から『目黒君、目黒君』と言われる状況は長くは続かないと思っている。地に足をつけながら確実に目標を達成していきたいですし、浮きたくないですね」。そう穏やかに話す目黒からは、自分の置かれた状況に感謝しつつ、しっかりと自分のやるべきことを見据える彼の人柄が十分に伝わってくる。
忙しい日々を送る目黒だが、貴重なオフタイムでハマっていることを尋ねると、「最近新ジャガを食べるのにハマっていて(笑)。それに情熱を燃やしています」とお茶目な答えが。「めっちゃ簡単で。ラップにくるんでレンジでチンする。めっちゃハマってます。塩コショウとかマヨネーズをかけて食べるのが、一番おいしいんです」と笑顔。
「今の時代とか世の中じゃなかなか言いたくても言えない気持ちとかもあると思うんですけど、そういうのもハルが代わりに言ってくれる気持ちよさもあるし、ハルとガクのペアがどこまでいくのかとか、ちょっと心理戦みたいなところだったりとか、私も僕も会社でこういうような目標持ってみようかな、口にしてみようかなって思えるような1話になっていると思うし、そういう『トリリオンゲーム』になっていると思います。1話は絶対に見てください!」と自信。これまで見たことのない目黒蓮の姿とその先の進化をワクワクしながら見届けたい。
金曜ドラマ『トリリオンゲーム』は、TBS系にて7月14日より毎週金曜22時放送。