広瀬アリス&道枝駿佑、最近お互いが経験した“アオハル”とは?
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『マイ・セカンド・アオハル』場面写真 (C)TBS
――出演が決まった際のオフィシャルのコメントで、道枝さんが「今回は、キュンキュンさせます」とおっしゃっていましたが、広瀬さんは撮影中、キュンキュンすることもありますか?
広瀬:キュンキュン、ありますよ! キュンキュンする仕草がたくさん散りばめられているので。視聴者の方もきっとキュンキュンすると思います。
――では、そんな撮影現場の雰囲気を教えてください。
広瀬:佐弥子の家族のシーンは、最初の撮影から団結力がすぐに生まれました。一発目でこれかという勢いで(笑)。これから家族のシーンももっと増えていくと思うので、撮影も楽しみです。それから、(佐弥子が通う大学の近くにあり、学生たちが集う)シェアハウスのシーンでは、いい空気が作れればいいなと思います。やっぱり、大学生だからこそのノリやセリフのテンポ感、会話劇というのが今回のドラマは多くなるので、できる限りその空気感を早く完成させたいとは思っています。楽しみです。
道枝:僕は、友達の水沢林太郎がいるのですごく安心感があって、心強いです。
――広瀬さんは、今回の現場では共演経験が多い方はいらっしゃいますか?
広瀬:私、これまで年上の方とばっかり仕事してきたんです(笑)。ちょうど私たちが21、22歳くらいの頃って、制服を着て、あごクイ、壁ドンが流行っていた時期で、私と同世代の俳優さん、女優さんはそういう作品に出ていたんですが、私は西田敏行さんと『釣りバカ日誌』をやっていたんです(笑)。今回、初めて年下の方たちと一つのドラマを作るというので、どうしようとすごく今、困っています(笑)。
――撮影の休憩中には、お二人でお話をされている様子も見られましたが、そんな時はどんなお話をしていたんですか?
道枝:他愛もない話をしましたね。
広瀬:初めましての時に、21歳の誕生日をお祝いしたので、もうお酒も飲めますねという話をしたりしてました。
『マイ・セカンド・アオハル』場面写真 (C)TBS
――このドラマは、30歳にして佐弥子が大学に入り、学び直すという物語ですが、お二人は学び直してみたいことや学び始めたいことはありますか?
広瀬:語学は学びたいです。
道枝:そうですね。
広瀬:英語、韓国語ができたら楽しいんだろうなって思います。
道枝:僕は、高校生をやり直したいです。もうちょっと楽しめたらと思います。友達はいたんですが、お仕事があって文化祭や体育祭に行けなかったんで、文化祭にも行ってみたかったですね。
――アオハルしたかったということですね。最近は、「アオハルだな」と思ったことはありましたか?
道枝:この間、静岡でライブを行った時のことですが、楽屋にシャワー室が2部屋あったんです。ライブが終わったら、そこにメンバーが2人くらいずつ入って浴びるんですが、僕が浴びていたら、なぜか隣のシャワー室に4人も入ってみんなでシャワーを使っていて。それを見て、青春だなと思いました(笑)。
広瀬:私は年相応の生活をしてます(苦笑)。犬を愛でて、仕事して、お酒を飲んで寝る。だから、青春しているなと思うことはないです(笑)。この作品で、久しぶりにアオハルを経験しているのかなと思います。食堂のシーンでは、エキストラの方が100人以上いる中でお芝居をしたのですが、ガチャガチャした感じが懐かしいなと思いました。この数ヵ月は、大学生活を楽しみたいなと思います。
――では、佐弥子は子どもの頃からの夢のために動き出しますが、お二人の子どもの頃の夢は?
道枝:マジシャンになりたいと言ってた気がします(笑)。マジックがかっこよく見えていたんだと思います。
広瀬:私の家系は看護師が多かったので、漠然と看護師になりたいと思ってました。
――最後に、ドラマの見どころを教えてください。
広瀬:1話からとにかく面白いドラマになっています。1話と2話は、特に“ラブコメ”の“コメ”が強いので、ケタケタ笑いながら観ていただけると思います。佐弥子は30歳から大学生をもう一度始めるのですが、何歳からでも挑戦できるんだというメッセージが込められている物語なので、誰かの背中を押す作品になったらいいなと思いますし、元気を与えられたらいいなと思います。火曜日の夜って一番テンションが下がると思うんです。ですが、ドラマを観てスッキリして、元気になってもらって、水曜日、木曜日を迎えていただけたらと思います。
道枝:コメディに振り切ったシーンがたくさんあるので、仕事終わりに観ていただいて、クスッと笑っていただいて、キュンキュンしてもらって、お仕事の癒やしになれればいいなと思います。
(取材・文:嶋田真己)
火曜ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』は、TBS系にて10月17日より毎週火曜22時放送。