実写『スティッチ』リロ役に人生相談 「一人ぼっちだと感じたら?」の回答が泣ける
「あの時は、どんなシーンなのか聞かされないまま撮影したの。リロはスティッチのことが本当に大好きだから自然と涙が流れたんだと思う。あと死んじゃった犬のことも考えた」と撮影を回顧。加えて「実はあのシーン、鼻水が出ちゃってるんだよ(笑)」と恥ずかしそうにマイアは笑った。
『リロ&スティッチ』は孤独なリロと破壊ばかりを続けてきたスティッチの物語。それにかけて、マイアにこんな人生相談もしてみた。「一人ぼっちだと感じた時、どうすればいいと思う?」。するとマイアは真剣な顔でこう答えた。「みんなの心の中にも自分を幸せにしてくれる人がきっといると思う。現実で一人ぼっちだったとしても、心の中でいつでも大切な人を呼び出せばいいと思うの。例えばわたしの場合は、一人でいたとしても友だちがそこにいるように想像する。そうすると幸せになることができるんじゃないかな」と語った。<オハナは家族。家族はいつもそばにいる。何があっても>。マイアの考え方は、『リロ&スティッチ』の名言に通じるものがある。
そんなマイアが出演した実写映画『リロ&スティッチ』は続編制作がすでに発表済み。取材時はまだ聞かされていなかったマイアだったが、「もし続編があったら、スティッチとどんな遊びをしたい?」と聞いてみたところ、ワクワクするようなアイデアを出してくれた。
映画『リロ&スティッチ』場面写真 (C)2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
「多分次もジャンバのテレポーテーション銃が出てくると思うの。だからそれを使って、スティッチと2人で日本に遊びに来ようと思う。おいしいものをたくさん食べたい。ナニは生活費の工面とか色々やることがあるから一旦、置いてくるね。それでスティッチと2人で日本についてたくさん学んだら、今度はナニを連れて戻って来る。日本のステキな場所やおいしいものをわたしたちが教えてあげたいな」。
(取材・文・写真:阿部桜子)
映画『リロ&スティッチ』は公開中。