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草なぎ剛「初めて自分の持ち物について考えるきっかけになった」 主演ドラマ『終幕のロンド』で遺品整理人役

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■草なぎが生前整理に意欲! 「自分にとっても説得力のあるドラマです」


草なぎ剛 クランクイン! 写真:高野広美
――本作は「遺品整理」がより身近に感じられるような作品だと思いますが、草なぎさん自身、影響はありますか?

草なぎ:あるある。このドラマがきっかけで、初めて自分の持ち物について考えるきっかけになりました。僕はヴィンテージ品ばっかり持っているから、持ち物だけでものすごい量なんですよ(笑)。ドラマが終わったら、自分の持ち物をちょっと一回整理して全部書き出してやってみようかなと思うんです。どうしようかなぁ…考えちゃうね(笑)。博物館級のものがいっぱいあるし、量も多いから考えないとなぁ。

このドラマを通じて、やっぱり大切なものは次の時代に受け継がれていくものだし、そうしないといけないものだなと感じるんです。自分にとっても説得力のあるドラマですね。次の世代の人を考えることも、ものを大切に扱っていくことも大事だし、改めて自分の持ち物に向き合おうと思っています。

――ご自身だったら何を遺しますか?

草なぎ:そうですね…使ってないものもいっぱいあって、使う人がいたらあげる方がいいだろうし。けど、やっぱり自分が出演してきた作品が残るのかな。大げさかもしれないけど、僕にとっては自分の遺伝子が刻まれているもののように思うんですよね。だからこそ、作品に携われる環境は幸せだなと思います。

草なぎ剛 クランクイン! 写真:高野広美

――改めて、生と死について考えさせられる作品だとも思いますが、草なぎさん自身、そうした意識についてどう感じていますか?

草なぎ:誰もが死ぬということを、若い時よりは今の年齢での感覚で意識はしていると思います。それを意識することで、日頃の生き方が変わってくるかなと思ったりしました。遺品整理を題材にしたこのドラマが、ネガティブな面ではなく、ポジティブな面で「死」というものに向き合うことができるような作品になればいいなと思います。

――視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

草なぎ:遺品整理は誰しもが関わっていくことなので、視聴者の皆さんのなかには、身に詰まされる思いがある人がいたり、これから意識する人も出てきたりすると思うんです。なので、リアルで身近なテーマなんじゃないかなと思います。そんな遺品整理を通した人間ドラマのなかに、恋も描かれていて…と、今までに感じたことのないような作品になっているので楽しんでいただけると思います。皆さんが幸せや明日に新しい一歩を踏み出していく気持ちが湧いてくるような、そんなドラマにしたいです。

(取材・文:齊藤恵 写真:高野広美)

 ドラマ『終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―』は、カンテレ・フジテレビ系にて10月13日より毎週月曜22時放送(初回15分拡大)。

※草なぎ剛の「なぎ」は、「弓へんに前+刀」が正式表記

ドラマ『終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―』ポスタービジュアル (C)カンテレ

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