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『るろ剣』四乃森蒼紫役の伊勢谷友介「僕らはもう少し大人になるべき」

映画

伊勢谷友介が語る「時代に取り残された」という意味とは…
伊勢谷友介が語る「時代に取り残された」という意味とは… クランクイン!

 俳優・伊勢谷友介が命を吹き込むキャラクターは、役の大小、出演時間の長さに関わらず、観ている者の目をくぎ付けにする。映画『あしたのジョー』の力石徹しかり、大河ドラマ『龍馬伝』の高杉晋作しかりである。そんな伊勢谷が『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』で演じたのが、修羅と化した孤高の男・四乃森蒼紫だ。伊勢谷いわく「完全なる時代錯誤な人物」である蒼紫という役柄に、どんな想いを重ね合わせているのだろうか?

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 昨夏、実写版『るろうに剣心』の続編が2部作で公開決定というニュースが流れた。続けて「蒼紫=伊勢谷」というキャスティングが発表されると多くの反響を呼んだ。「僕自身、当時(週刊少年)ジャンプを読んでいたのですが、それほど(るろうに剣心に)熱中していたわけではないんです(笑)。だから作品への想いというよりは、監督が大友(啓史)さんだからというのが出演の決め手です」とオファーを受けた時の心境を語る。

 伊勢谷は、ドラマ『白洲次郎』や『龍馬伝』などで大友監督とタッグを組んでいるが「常に社会的に意味のあるものを世に送り出している人」と監督を評する。「それが今回はアクションを撮るということになった。アクション自体にも意味を見出していると思いますし、さらにその先にある登場人物たちの、時代に取り残された哀愁だったり、時代に必要とされていない悲しい人間であることを役者に背負ってもらい、時代の片隅に消えていくサブストーリーも描く。大友監督がやるならそこまで考えていることは想像できました」。

 そんな背景を踏まえつつ、伊勢谷演じる蒼紫は修羅と化し、闘いという形で感情を爆発させる。「実は『あしたのジョー』でアクションは終りだと思っていたので、体を鍛えてなかったんですよ」と伊勢谷は悪戯っぽく笑うと「でも役者として大変なアクションに挑戦できたことは、とても刺激になりました。これまでやったことのない手数でしたし、そこに飲まれている自分も新鮮でした」。特に谷垣健治率いるアクションチームの仕事ぶりには感嘆したようで「スキルの高さとあきらめない姿勢がすごい。これだけのアクションシーンが撮れたのは、僕ら役者の根性というよりは、彼らのクオリティの高さです」と舌を巻く。

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