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松坂桃李「クマといえば有吉さん」 パディントン吹き替えオファーに驚く

映画

 2015年は、『エイプリルフールズ』でのセックス依存症の男役、『ピース オブ ケイク』でのオカマ役、『劇場版MOZU』での殺人鬼役など、演技の振り幅の広さを見せつけた。松坂は「本当に色々な挑戦ができた一年」と2015年を述懐。「自分の中でもまだ開けたことのない扉を開けることもできたし、その分、色々な作品、色々な役によってたくさんのプレゼントももらえた。今まで見ることができなかった景色を見ると、より一層この仕事の楽しさが深まってきて、今、その色がものすごく濃くなっている感じがあります」。

 さらに「その経験をちゃんと自分のものにするために、伸ばしたバネをしっかりと縮める作業をしたいと思っています。2015年はとにかく本数が多かったので、2016年は1本1本、より濃厚に、深くえぐるような感じでやっていきたいなという思いはあります」と先を見据えるが、「とにかく現場が楽しいというのをすごく実感したんです」と晴れやかな笑顔で語る姿からは、充実感と頼もしさが滲み出す。

 2016年にプライベートでやってみたいことを聞いてみると、「おいしいものをたくさん食べたいです。2015年はありがたいことに現場が多かったので、ロケ弁を食べることが多くて。おいしいラーメンとか、お寿司とか、ロケ弁以外のものが食べたいですね」と笑う。彼と対峙してみて感じるのは、いつでも気取らない雰囲気と、懐の深さ。なるほど、彼にあらゆる役を任せてみたいと思う作り手が多いのも納得だ。2016年も松坂桃李の快進撃から目が離せない。(取材・文・写真:成田おり枝)

 『パディントン』は1月15日より公開。

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