『暗殺教室』羽住監督、山田涼介&二宮和也のプロ意識に感嘆 “両雄”の素顔を明かす

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Hey!Say!JUMPの山田涼介が初主演を務め、ジャニーズ事務所の先輩である嵐の二宮和也と共演を果たした映画『暗殺教室~卒業編~』のブルーレイ&DVDが10月12日に発売されることが決定し、メガホンを取った羽住英一郎監督が両雄の俳優としての可能性や舞台裏の意外な素顔を語った。
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本作は、全21巻で累計発行部数2500万部を突破した松井優征の人気コミックを基に、落ちこぼれの生徒たちが地球破壊を予告した謎のタコ型超生物“殺せんせー”の暗殺に奮闘する映画『暗殺教室』の続編。暗殺のタイムリミットが迫る中、殺せんせーの悲しい過去を知った生徒たちが「暗殺」か「救済」か新たに答えを導き出す。
2015年春に公開された1作目の大ヒットを受け続編の製作が即決定したが、当時、原作は連載の真っただ中。最終話が掲載される前に脚本を作り、撮影に突入するという前代未聞のプロセスを踏むことになった。これについて羽住監督は、「原作がまだ完結していない段階で映画化し、公開直前に原作が最終話を迎えるという、なんとも不思議な流れになりましたが、映画を必ず成功させようという同じ目標を持って、松井さんと何度も話し合いながら必死に作りました」と述懐。
今回は、生徒の精神的、肉体的な成長と共に、卒業による別れが大きなテーマ。ハードなアクションはもとより「泣き」の部分もガッツリ描きたかったという羽住監督の言葉通り、劇中、高い演技力が要求される感動のシーンが随所に盛り込まれている。中でも主人公・潮田渚を演じた山田、死神と殺せんせー(声のみ)を演じた二宮の熱演は目を見張るものがあり、羽住監督も俳優としての可能性を大いに感じたという。