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花江夏樹、声優人生の中で「大きな分岐点」 坂本千夏と『デジモン』秘話明かす

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 花江らが演じる“選ばれし子どもたち”は、本シリーズで一新されたキャストだが、坂本含む子どもたちの“パートナーデジモン”は、全キャストが前作からの続投。ゆえに、坂本は当時小学生だった太一が、高校生となった今の姿には感じる思いもあったようだ。「小さかった時の思い出が全部つながって、今がある。友達の関係も形は変わってきているものの、変わらないところはまったく変わらない。私としては、選ばれし子どもたちを見ると、『小さかった時は、こんなに可愛かったのに』という目で見ているので、今は大人になっていく通り道を見ている感じでした。子どもたちは、まだまだ進化していくんだなという思いです」。
 
 全6章でパートナーを組んできた花江と坂本。時間を重ねてきたことで当初抱いていた気持ちにも変化が訪れる。「最初は肝っ玉母ちゃん的な印象でした」と花江。「バリバリついてこい!的な感じの先輩かなと思っていたのですが、アフレコやデジフェス、打ち上げなどを通じて、可愛らしい一面を多く発見して…。乙女心がすごいんです」と笑うと、「心は乙女なの!」とツッコむ坂本。頬を膨らませツッコむ坂本の姿は花江がいうまさにそれだ。
 
 約2年半、『デジモンアドベンチャー tri.』とともに歩んできた花江と坂本。2人にとって本シリーズはどのような作品になったのだろうか。
 
 花江は「僕は今でも不思議です。太一を演じていることに対してもすごいことなんだと思っています。『デジモンアドベンチャー tri.』に関わることができて、自分の声優人生の中でも大きな分岐点になったと言いますか、大切な作品になったと思っています」。
 
 坂本は「『デジモンアドベンチャー』が、『tri.』として始まることに驚きましたし、当時子どもだったファンの方が大人になって、自分の子どもを連れて観に来てくれる作品になったことを、大事にしたいと思います。また1つの役で、こんなに長く関わっていけるということにありがたいなと思っています」。(取材・文・写真:ほりかごさおり)
 
 『デジモンアドベンチャー tri. 第6章「ぼくらの未来」』は5月5日より劇場上映。

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