クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

佐伯大地、「コミュニケーション」の大切さを実感 現場で得た作品への向き合い方とは

エンタメ

 岩田に賛辞を贈る佐伯だが、自身もこれまで映像作品へ出演しているほか、精力的に舞台で活動を行ってきた。数々の現場を経験し、実感したことは「何はなくともコミュニケーション」だと言い切る。「台本を読む、役作りをするとかは、全員が当たり前にやっていることだと思います。映画も、ドラマも、舞台も、すべては人間が作っているから、演者さんやスタッフさんと、いかにコミュニケーションをしっかり取って、信頼して、本番を迎えられるかが勝負だと思うんです。だから、積極的に会話をするようにしています」と作品に臨む態勢を話す。とはいえ、「そうできるようになったのなんて、ここ2~3年なんですけどね」と、ふっと笑う。

 「その頃、小さい劇場の作品をやっていて、演者としても裏方としても携わったんです。たて込みをしたり、小道具から何から作るとかもやっていたら、裏にいる方々の大変さが身に染みました」と、しみじみと振り返った。「それでも、全員が同じような情熱を持って、その作品を作っている。その気持ちはすごく大事にしなきゃいけないというか、表舞台に立つ人間は、それを背負って立たないといけないんじゃないか、とどんどん考えるようになりました」と、経験から得た作品や関わる人々との真摯な向き合い方を佐伯は説いた。

 そして、現在共演している中村倫也、渡辺いっけい、鈴木浩介ら舞台でも活躍する俳優たちの名前を挙げては、「共演者がワクワクしなかったら、視聴者も絶対ワクワクしない。近くにいる人間が喜ぶ、ワクワクする、笑う、泣く、となるくらいの熱量を、役者として持っていらっしゃるんです。自分も負けていられないし、もっともっと上げてかないと」と、思いをたぎらせた。(取材・文・写真:赤山恭子)

2ページ(全2ページ中)

この記事の写真を見る

関連情報

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る