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真木よう子が“重要シーン”の撮り直しに燃えた『焼肉ドラゴン』

映画

 「あのシーンに関して、私も含めて俳優陣は、うまく言葉にできないけどモヤっとした思いがあったんです。寡黙に働き続けてきた父が怒りをあらわにし、私たち娘もその姿を目の当たりにする――。あの場で芝居をしている者とモニター越しに見ている監督との間に、目線の違いがあったんじゃないかと。それに鄭監督自身が気づいて『いい作品にするためにもう一度、撮り直させてください』とお願いされたんです。そう言われたら、役者としてはモチベーションが上がるし、すごくうれしかったです」。

 改めて今、撮影の日々を「楽しくもあり、きつくもあり、濃厚でやりがいのある現場でした。去年の春の京都での1ヵ月は今も心の中に色濃く残っています」と振り返る真木。また鄭監督がメガホンを握ることがあったら? という問いに「ぜひ参加したいです。今度は舞台で、ネチネチとした厳しい演出がどういうものなのか体験してみたいです」と笑顔で語ってくれた。(取材・文・写真/黒豆直樹)

 映画『焼肉ドラゴン』は全国公開中。

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