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神木隆之介、“直感を信じた役づくり” 初のラブストーリーでリアルを追求

映画

 今回、ラブストーリーに初めて挑んだ神木は、「うわべだけの芝居だけは絶対にしたくなかった」と強調する。「だからこそ、恋人同士が交わす何気ない日常会話に徹底的にこだわった」という神木。「慎一郎がどれだけ葵のことを思っているのか。普段の暮らしの中で培われた愛情が観客の皆さんに伝わらないと、慎一郎に突きつけられる“究極の選択”が生きてこないと思ったので」と役への思いを明かす。

 「例えば、ケンカした後に仲直りするところで、“お腹すいたね”“なんか作ろうか?”とたわいもない会話を交わしますが、そういうところに2人の関係性が一番出るので、大事に演じたいと思いました。ある意味、恋人同士の日常会話は、ラブストーリーの一番の醍醐味でもありますから」と熱弁を振るう。さらに、「そういった会話をしながら慎一郎が自然にストレスなく座るとしたら、どんな座り方がリアルなのだろうとふと気になって。鼻をすすったり、眉毛を掻いたり、いろいろ試してみましたが、結局、そこも自分の“直感”を信じて演じさせていただきました」。

 慣れないラブシーンにも果敢に挑んだ神木。「キスをするときの表情や手の角度、架純さんの髪の毛の感じとか、映り方とか…こうしてみると、ラブストーリーって考える要素がとても多い。そして何より、撮影スタッフの“いい画を撮るぞ!”というピリピリ感がものすごかった」と改めてその難しさを実感したという。だが、神木が現場で感じた空気感や自身の想像力、あるいは実体験などから生まれる類い稀(まれ)な「直感力」は、有村の魅力を引き出しながら、リアルな恋人同士の姿として確実にスクリーンで生きているはずだ。(取材・文・写真:坂田正樹)

 映画『フォルトゥナの瞳』は2月15日より全国公開。

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