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全シーンに猫を! 猫撮影の達人・岩合光昭監督の並々ならぬこだわり

映画

 そして何より、志の輔とともに猫のタマとしてしっかりと作品の中央に立つベーコンを「きっと僕は何万匹という猫に会ってきたけれど、ナンバー3に入るくらいすごい。素晴らしい猫です」と絶賛。「物おじしなくて人懐こい。オーディションのとき、部屋に入ってきてすぐ、壁に並んでいたスタッフひとりひとりの足元に行って挨拶を始めたんです。『可愛い! もう決まりだね』と声が上がりました」と振り返り、さらに「志の輔師匠にも来ていただいていたのですが、そこで歩いてもらったら、ベーコンが一緒に歩いてくれるんです。そして師匠の顔を2回見上げました。僕は思わず、『そ、それ、本番でお願いします!』と声を上げていました」と笑顔に。


岩合監督が「ベスト3に入る猫!」と絶賛するベーコン

 この愛らしい、じいちゃんの顔を幾度も見上げながら一緒に散歩するタマ(ベーコン)の姿は、本編でしっかりと確認できる。

 岩合監督ならではの映像が詰まった本作だが、ステキな画ばかりで、人間ドラマと並行して取捨選択していく編集作業はさぞ大変だったのではないだろうか。すると監督は「猫優先です」と笑って即答しつつ、次のように語った。「やっぱり猫は素晴らしいです。それに猫が居心地よく感じる場所は、絶対に人も居心地がいい。そういうシンプルなところに幸せというのはあるんじゃないかと思います」。(取材・文・写真:望月ふみ)

 映画『ねことじいちゃん』は2月22日より“猫の日”ロードショー。

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