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松岡茉優、同世代の“ライバル”女優たちに「負けられない」気持ちが活力に

映画

◇同世代の女優たち…「負けられない」気持ちが活力に


 本編の亜夜はライバルと共に優勝を目指し、各々が自分の演奏を求めていく。現在24歳の松岡。同世代の女優には、広瀬アリス、二階堂ふみ、有村架純、吉岡里帆、高畑充希ら、才能あるライバルたちがひしめき合う。彼女たちは松岡にとってどういう存在なのか。

 「簡潔にいえば、ありがたい存在です。助かっています。横の層が厚いからこそ、そうした世代を中心にした作品を作ろうと思ってもらえるし、それによってさらに横に広がっていく。現実面でもそうですし、内面的にも刺激を受けます。悔しい、負けられないと思う気持ちが活力になります」。

 そしてこんなエピソードを明かした。

 「『真田丸』に出演していたとき、同じNHKで『水族館ガール』という連続ドラマの主演もさせていただいていて、気持ち的にかなりハードでした。そのとき、隣のスタジオで『とと姉ちゃん』の撮影をしていたので、高畑充希ちゃんの顔をのぞきに行ったんです。朝ドラの撮影は長期間で休みもなく、主演を務めるのはすごくハードだと聞いていたし、疲れているだろうから陣中見舞いと思って。そしたら『あ、茉優~!』って、すっごい笑顔で力強く私の手を握ってくれたんです。自分が恥ずかしくなりました。あのときのみっちゃんの顔、手の圧は忘れられません」。


 ライバルたちから刺激をもらっている松岡。同時に、30代へ向けて気を引き締めている。

 「層が厚いというのは恩恵以上の何ものでもないと思います。なんて恵まれているんだろうと。でもここからどんどんふるいに掛けられますから。30代に残れるか残れないか。生き残りをかけたバトルです(笑)。健やかに元気に前向きに、そのときどきの自分のペースで、ひとつひとつの仕事に丁寧に向き合って、しっかり生き残っていきたいと思っています」。
 
 そう語る松岡の本気は、本編を観れば明らか。ふるいの網をがっちりつかみ、20代後半からも揺ぎなく進む。(取材・文:望月ふみ 写真:松林満美)

 映画『蜜蜂と遠雷』は10月4日より全国公開。

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