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吉川愛、素顔は「人見知り」 目力の強さに秘めた思い

エンタメ

 初めての大河ドラマ出演を果たした『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』(NHK)では、再会の喜びも味わった。阿部サダヲ演じる田畑政治の娘役として登場したが、「阿部さんとは以前も親子役をやらせていただいたことがあって」とドラマ『世にも奇妙な物語』(フジテレビ系)での共演を述懐。「初めての大河とあって、とても緊張していたんですが、阿部さんが引っ張ってくださった。『2回目のお父さん役だね』などいろいろと話していただいて、私も初めての大河が『いだてん』で本当によかったなと思いました。緊張感のある中でも、楽しくお芝居ができました」と笑顔をこぼす。


 子役としてデビューし、ドラマ『山田太郎ものがたり』(TBS系)や『メイちゃんの執事』(フジテレビ系)などで存在感を発揮した吉川だが、2016年に一度は芸能界を離れた。「パン屋さんでアルバイトをしていたんですが、『ドラマ観てたよ、もう出ないの?』など声をかけていただくこともありました。自分が思ったよりもたくさんの方が作品を見てくれていたんだと思いました。私自身もテレビを見ながら『こういう役をやってみたいな』と思うこともあって、『やっぱり女優さんをやりたいのかな』と感じているときに、ちょうどスカウトをしていただいたんです」とタイミングと縁に恵まれ、2017年、17歳の時に再び女優として歩み出す覚悟を決めた。


 「泣き方やしぐさひとつとっても、子役のときは子どもらしい演技を求められてきました。でも大人の演技ではそれは通用しない。子どもの演技から変化していくためにはどうしたらいいかも考えました。イチから頑張ってみようと思ったんです」と奮起。今、女優として感じている“武器”は「目力が強いと言われるので、目の演技を意識しています。クールな役などはそれが武器になるのかもしれません」と打ち明けるが、目力の強さもあるのか「真顔が怖い」と言われてしまうこともあるとか。「人見知りでもあるので、初対面だと“怖そう”と思われてしまうこともあって。一旦仲良くなると、すごい話しちゃう! 人と話すのが大好きなんです」と素顔はよく笑う、キュートな女の子だ。


 10月に20歳となり、「メイクも大好きなので、来年は化粧品検定をとりたいなと思っているんです。成分を覚えるのも楽しそう」と私生活の充実も希望。「意外だなと思われるような役にも、どんどんチャレンジしてみたい。コメディとかやってみたいですね!」と語るなど、冒険心あふれる女優・吉川愛に注目だ。(取材・文:成田おり枝 写真:高野広美)

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